日本でのSUVやクロカンの人気が衰える気配がないが、そのなかでもジムニーは格別。国境を超えて様々な地域で愛好家が存在している。一体ここまでジムニー人気が続いている理由はなんだろうか? ジムニーの生い立ちから今一度振り返ってみよう!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:スズキ、DAMD、ベストカーWeb編集部
※この原稿は一部生成AIにて処理しています
【画像ギャラリー】試したくみたくなる!! ジムニーのオフロード性能がやばいから見て!!(8枚)画像ギャラリージムニーはなぜこんなにもファンが多いのか?
ジムニーと聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか。丸目の可愛らしいフロントフェイスか? 小柄なボディに秘めた本格派4WD性能? それとも、アウトドアや冒険の相棒としての頼もしさだろうか?
そう、スズキ・ジムニーは1970年に初代が誕生して以来、なんと半世紀以上にわたって愛され続けてきたモデル。2025年には生誕55歳の誕生日を迎えた。
その人気は日本国内だけにとどまらず、今や世界中のオフロードファンを虜にしている。では、なぜジムニーはこれほど長く、しかも熱烈に支持され続けているのだろうか?
まずは小さくて可愛い見た目とは裏腹に、ジムニーはれっきとしたラダーフレーム構造+副変速機付きパートタイム4WDという本格派。これが「街乗りSUV」とは一線を画す所以だ。
特に現行型にあたるJB64型は、最新の安全装備や快適性を手に入れつつ、悪路走破性能は先代以上。山道や雪道、泥濘地(ぬかるみ)での信頼感は抜群で、世界の過酷なフィールドでも堂々と渡り合える。
丸目ライトやスクエアなボディ、力強いフェンダーなど、一目でジムニーと分かる個性的なデザインは、今や“レトロ&タフ”のアイコン。独特のデザインとキャラクター性を持っているのはジムニーならではだ。
デザインに関してはオフロードファンはもちろん、都会派ユーザーや女性層にも人気が高くウケがいい。実際、街中を走るジムニーの多くはアウトドア未経験のオーナーだったりするのも面白いところだ。
自分色に染められるカスタム性と世界中で通用する信頼性
また、ジムニーほど多彩なカスタムパーツが揃っている車種は稀である。リフトアップやバンパー、ルーフラックやホイールなど、ジムニー専用パーツを手掛けるカスタムショップがかなり多く存在している。
さらに海外では、ジムニーを“ベイビーGクラス”に見立てたドレスアップも人気。シンプルな設計ゆえの整備性の高さ、DIYのしやすさも愛される理由だ。
そのほか、ジムニーは、北欧の雪原からアジアのジャングル、アフリカの砂漠まで、世界各地の過酷な環境で走り続けている。その実績こそが、何よりの信頼の証だ。
軽自動車規格と普通自動車仕様のシエラ、そして5ドアのノマドの展開もスタートし、それぞれの市場にマッチさせる柔軟さも、世界中での支持につながっている。
最新モデルが登場するたびに予約待ちが発生し、中古市場ではプレミア価格が付く。5ドアに限っては発表から4日後に受注を停止するほどの人気っぷりだ。
ジムニーは、単なる移動手段や道具を超えた“相棒。だからオーナー一人ひとりの冒険心や個性を受け止め、走りで応えてくれる唯一無二の存在。それが、50年以上愛され続ける理由なのだろう。
そしてその旅路はまだまだ通過点である。












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