自身の愛車にはドライブレコーダーを付けている。そんな方もいまでは珍しくないだろう。技術の発展もあって、なんといつの間にかルームミラーと一体になったドライブレコーダーまで登場している。便利さだけでなく、お手軽さといった面でも人気を博しているようだ。
小鮒 康一/画像:トヨタ/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】ここまで流行るとは!! なんでルームミラー一体ドラレコが人気になったんだ!?(3枚)画像ギャラリーここまで流行るとは!! ルームミラー一体ドラレコの人気!
今ではすっかり市民権を得た装備のひとつと言えるのが、ドライブレコーダーだろう。一時期さかんに報道された煽り運転など、交通トラブルの抑止力となることはもちろん、万が一の事故のときにもドライブレコーダーの映像が証拠となって過失割合などの処理もスムーズにいくようになっていて、そのメリットは計り知れない。
そんなドライブレコーダー、今ではクルマを購入したらセットで装着するほど一般的となっているが、近年人気となっているのが、ルームミラー一体型となったドライブレコーダー。果たしてなぜここまでミラー一体型ドライブレコーダーが人気となっているのだろうか。
スッキリとした装着感だけでなく付加価値も多いミラー一体型ドライブレコーダー
ドライブレコーダーと言うと、今では前後カメラを備えたものが主流となっているが、当然ながらフロントとリアに個別にカメラを設置することが一般的だ。
しかし近年のクルマはフロントガラス上部に運転支援システムのカメラやレーダー、センサーなどが備わっていることも珍しくなく、そこにETCのアンテナやドライブレコーダーのカメラも設置するとなるとかなりゴチャついてしまう。
一方、ミラー一体型ドライブレコーダーであれば多くのモデルでカメラがミラー側に組み込まれているため、スッキリとした装着感を得ることができる。
さらに後方カメラで撮影した映像をミラー部分に映し出すことができるので、通常の鏡を用いるルームミラーよりもより広角かつ鮮明に見ることができるのもメリット。
カメラの映像だから車内に人や荷物が満載で後ろが見にくいという環境も関係ないし、車内カメラが設置されることで天候の影響も受けにくいという点も魅力的なのだ。
付加価値的要素も魅力に?
そして機種によっては映像だけでなく、GPSによる現在の速度、方角などの情報や時刻までも同時に表示してくれるものも多く、付加価値的な要素があるという点も人気の理由だろう。
そんなミラー一体型ドライブレコーダーであるが、装着時の作業は通常の前後ドライブレコーダーと大差ないため、工賃も同等。どうせつけるなら多機能なものの方がいいという意識が働いているのも間違いないだろう。
その利便性の高さと見やすさから、一度使ったら手放せないという声も多いミラー一体型ドライブレコーダー。今後も装着するユーザーは増加の一途を辿るのではないだろうか。






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