「日本のスポーツカーここにあり!」を全米に示したDATSUN 2000 SPORTS(日本名:フェアレディ) 憧れの一台を手に入れ、テリーさん大喜び!

「日本のスポーツカーここにあり!」を全米に示したDATSUN 2000 SPORTS(日本名:フェアレディ) 憧れの一台を手に入れ、テリーさん大喜び!

 本誌連載『お笑い自動車研究所』でお馴染みの演出家、テリー伊藤氏は自他共に認める「クルマ変態」。特に安くて面白い中古車が大好物だ。これまでも衝動的にクルマを買うのは日常茶飯事だったが、横須賀に「BACKDROP T&I GARAGE」(神奈川県横須賀市内川2-1-17)を作って保管場所に余裕ができてからは、まさに歯止めが効かない状況になっている。そんなテリーさんの愛車を続けて紹介していきます。第4回目はダットサン 2000スポーツ!

文:ベストカー編集部/写真:西尾タクト

【画像ギャラリー】アメリカのレースで表彰台独占もあった伝説の名車!! だからこそ左ハンが良い!! 何十年経っても憧れのクルマを手に入れるってかっこいいよね!(6枚)画像ギャラリー

大学生の頃、憧れていたクルマを50年以上経って買う悦び

若い頃憧れていたスポーツカーが自分のものに! 歳を取るのも悪くないと思います
若い頃憧れていたスポーツカーが自分のものに! 歳を取るのも悪くないと思います

 日本では2代目フェアレディにあたるダットサン 2000スポーツ。どういうことかというと、テリーさんが買ったのは1969年式、左ハンドルの米国仕様だからだ。

 「実はカタチは同じでも、右ハンドルのフェアレディのほうがずっと高いんです。あまりに高いので手が出なかったんですが、格安の左ハンドルを見つけて“これしかない!”と購入を決めました」とテリーさん。「元気なうちに103台のクルマを買う」と決めているだけに、衝動買いの連続に見えて、意外と購入金額にはシビアだったりもするのだ。

走りもいいし、内装は何時間でも見れるかっこよさ!

硬派なデザイン、色使いのインテリアがドライバーの心を刺激する。トランスミッションは5速MT
硬派なデザイン、色使いのインテリアがドライバーの心を刺激する。トランスミッションは5速MT

 1.6Lで登場したSP310型にU20型 直4、2L OHCエンジンを追加し、SR311型になったのがこのクルマ。米国仕様のダットサンはSUツインキャブで日本のフェアレディよりも出力が低いが、テリーさんのこの個体は日本仕様と同じソレックスツインキャブレターとなっており、145psを発生する。トランスミッションは5速MTだ。

 「1969年といえば、私が大学1年生の頃。クルマは大好きだったけど、当然こんな本格的なスポーツカーを買えるわけもなく、ただただ憧れの目で見ていただけでした。それが今、自分のクルマにできたんだから本当に嬉しい。走りも最高に面白いですよ!」(テリーさん)

 ブラックとタンカラーの内装も硬派でシブいんだよな〜。

 【テリーさんのガレージに遊びに行けます

 毎月最終土曜日の11:00〜15:00頃まで「BACKDROP T&I GARAGE」(神奈川県横須賀市内川2-1-17)を開放しています。「このクルマ欲しい!」という交渉も可能。

 メールアドレスはbackdropgarage2025@gmail.comです。

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