浜松といえばスズキの聖地だが、その本社向かいにある「スズキ歴史館」が強烈パワーアップした。リニューアルした1階には、スズキ公式ECサイト「S-MALL」初の実店舗が誕生。浜松名産のカレーやうなぎパイまでそろう新名所として、スズキファンも地元民も大注目だ。
文:ベストカーWeb編集部/写真:スズキ
【画像ギャラリー】南瓜サンバル味が加わったスズキ食堂のカレーがこれ!(17枚)画像ギャラリースズキの歴史と地元の魅力が融合した新空間
スズキ株式会社が運営する企業ミュージアム「スズキ歴史館」は、2009年4月の開館以来、スズキの歩みとモノづくり精神を伝える場として親しまれてきた。2024年9月には累計来館者数100万人を達成し、浜松観光の定番スポットとして定着している。
今回のリニューアルでは、これまで展示スペースだった1階を大胆に改装し、「S-MALL スズキ歴史館ショップ」としてオープン。スズキ公式ECサイト「S-MALL」で販売されているアパレルやグッズが実際に手に取れるようになった。
さらに地元・浜松の物産コーナーも新設され、食品を中心に品ぞろえを拡充。インドとの縁から始まった「スズキ食堂 インドベジタリアンレトルトカレー」の販売も始まり、名物カレーやうなぎパイなど、浜松の味覚も楽しめるようになった。カレーについては今回のリニュアルを記念して「南瓜サンバル」という新味が加わっているぞ!
木の温もりと織の美しさが映えるデザイン
ショップの内装にもスズキと浜松の歴史が息づいている。スズキの原点である織機をモチーフにした木組み構造を採用し、天竜スギや天竜ヒノキといった地元産材をふんだんに使用。遠州織のライトシェードや鈴木式織機で織られたソファ生地など、クラフトマンシップを感じる温かみのある空間だ。
ショップは予約不要で気軽に立ち寄れるのもうれしいポイント。スズキファンはもちろん、観光客や地元の人々にとっても、クルマ文化と地域の魅力を同時に味わえる新たな“道の駅的スポット”となりそうだ。
クルマを愛する人々にとって、浜松スズキ歴史館はまたひとつ、見逃せない聖地になった。



















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