清水草一の大振り理論
デザインもインテリアも走りも「凄い」と言っていい。特にインテリアの質感、オシャレ感には脱帽だ。これだけで買う価値がある。デザインも、3兄弟どれも個性があってイイ。値段も高いけど、ターボを奮発すれば、「これ1台でオールマイティ!」って感じで乗れそうだ。
それにしても軽自動車の進化はスバラシイ。世界中を見回しても、こんな特異な進化を遂げている車種はないし、いろんな意味で世界の最先端にいる。これからEVのラインナップも充実し、軽は今後ますます、日本人だけが味わえる至高の果実になっていく!
●大振りエンスー度:93点 軽の充実ぶりには目を見張る。日本人は幸せだ
渡辺敏史の素振り理論
自分で操る乗り物として、軽のハイトワゴンって欲するところがありませんでした。
剛性や直安性、ロールの出し方など、どうしても辻褄が合わない。この体躯にしてあの重心高と開口部ですから、しゃあないと思いつつ、補える利便をよりどころに個々を斜め見ていたのかもしれません。
ルークスについて言えば最も驚かされたのは走りです。N-BOXが圧倒するなかで、まだ走ってナンボのところに伸びしろがあったかと実感させられました。
この車台とエンジン、NMKVの叡智をかき集めただけあって、素性はよかったんですよね。今窮地なのは日産本体より販売店ですから、バカ売れしてしっかり歩合をもらえる方向に転んでくれればと思います。
●素振りエンスー度:77点 走りのよさはN-BOX以上で逆転の望みあり
■日産 ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション 主要諸元
・全長×全幅×全高=3395×1475×1785mm
・WB=2495mm
・パワーユニット=直3DOHC 659ccターボ
・最高出力=64ps/5600rpm
・最大トルク=10.2kgm/2400~4000rpm
・トランスミッション=CVT
・車両重量=990kg
・サスペンション=前ストラット、後3リンク
・WLTCモード燃費=19.3km/L
・価格=224万9500円

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