2025年10月末から開催したジャパンモビリティショー2025。東京モーターショーを含め長い歴史を経てきたが、その間には我々を驚かせた数多の「サプライズカー」が誕生した。中でも特にインパクトのあったクルマをご紹介する。
※本稿は2025年10月のものです
文:ベストカー編集部/写真:ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年11月26日号
インパクト大! 心に残るクルマたち
これまで数多くのサプライズカーが文字どおり来場者を驚かせてきたが、インパクトが絶大だったこともあり、今でも心に残っているモデルが多い。JMS2025でも多くのサプライズカーが待っていた。ここでは、過去の英傑を11車紹介する。
日産 GT-Rコンセプト(2001年)
極秘裏のままショー当日に発表するというサプライズカーの先鞭をつけたモデル。R34GT-Rが現役だった時の公開だったため事件級のインパクト。
トヨタ FT-86コンセプト(2009年)
初代86のコンセプトカーでデザインは賛否あったが、期待感に胸を膨らませた。ほぼそのまま2013年に市販化。FTは「FUTURE TOYOTA」の略。
スバル ハイブリッドツアラーコンセプト(2009年)
水平対向+シンメトリカルAWD+ハイブリッドというメカニズムよりも、彫刻的なエクステリアデザインで話題となった。
スズキ レジーナ(2011年)
高効率パワートレーン、軽量化の徹底、エアロダイナミクスの追求により当時最高レベルの燃費性能を実現。何よりもデザイン、特に目が印象的。
日産 IDx(2013年)
2台出展し、クロスフローは510、NISMOはハコスカをそれぞれオマージュ。完成度は高く、いつでも市販できる状態にあったと思われるFRスポーツだがお蔵入り。
トヨタ S-FR(2015年)
86よりコンパクトかつ安価なFRスポーツというコンセプトを具現化。レーシングバージョンまで作ったが結局市販化されず。でも今の時代こそ復活してほしい。
ヤマハ スポーツライドコンセプト(2015年)
ヤマハと鬼才ゴードン・マーレー氏がタッグを組んだスポーツカーのデザインコンセプトカー。JMS2025の出展車でも驚かない先進性。
マツダ VISION COUPE(2017年)
ロングノーズ&ショートデッキの古典的なスタイルでありながら、エレガントなデザインが与えられ世界に衝撃を与えた一台。市販されなかったのは残念すぎ。
三菱 E-EVOLUTION CONCEPT(2017年)
BEVに三菱の4WD技術S-AWCを組み合わせたクロスオーバーSUV。低い車高、四隅に張り出したフェンダーが精悍で、市販化への期待は高かった。
ダイハツ コンパーノコンセプト(2017年)
ダイハツの名車コンパーノを最新の技術で復刻させたデザインオマージュモデル。エンブレムも再現し、2ドアに見える4ドアのデザインが秀逸。






























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