「まだ使える」は大間違い! 残溝ありでも危険なスタッドレスタイヤの寿命を見抜く4つのチェックポイント

初雪が降ってからでは遅い! 早めの交換がさまざまな面でオススメ

12月はタイヤ交換のハイシーズンとなる。予約も早く取らないと、いざ電話をしたら「年内の交換は無理です」と言われる恐れもある
12月はタイヤ交換のハイシーズンとなる。予約も早く取らないと、いざ電話をしたら「年内の交換は無理です」と言われる恐れもある

 タイヤの寿命も注意したいが、もうひとつ気にしたいのがスタッドレスタイヤへの履き替え時期だ。

 首都圏の都市部に住んでいる人は、12月下旬になってもスタッドレスタイヤに履き替えていない人が多いのではないだろうか? たしかに“溝が残っていれば大丈夫”と思いたくなるが……本当にそれで安心か。平均的な初雪のタイミングや、今年の気象傾向を踏まえて、改めて考えてみたい。

 さて、例年、気象庁が示す東京の「平年の初雪」は1月3日とされている。ただしこれはあくまで“平均”であり年によって大きく前後する。今年(2025〜2026年シーズン)は、すでに12月から寒気が強まり、冬型の気圧配置が強まる可能性があるとの予報も出されている。

 さらに、日本海側では局地的に雪やみぞれになる可能性があるため、「年が明けてからでいいや」とタイヤ交換を先送りするのは得策ではない。

 では、いつ交換すべきか? 現在の傾向や過去の混雑状況を踏まえると、“油断せず、早めに交換”がベストである。なぜなら例年、12月に入るとタイヤショップは混雑し始め、年末にかけては相当な混雑となる。

 2025〜2026年シーズンを迎えるにあたり、首都圏でクルマを使う人でも、12月上旬にはタイヤショップに予約の電話をするなど、スタッドレスへの履き替え準備を始めるのが賢明である。

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