【ラリーコラム】ランチア イプシシロン ラリー2 HF インテグラーレがモンテカルロでデビューへ
デルタ・インテグラーレの無敵ぶりを知り、ストラトスや037ラリーに憧れた世代にとってうれしいニュースだ。
かつて1987年から1992年まで6年連続でマニュファクチャラーズタイトルを含む、通算10度ものタイトルを獲得しているランチアが、2026年シーズンのラリー2カテゴリーに参戦する。
イプシロン ラリー2 HFインテグラーレはすでに実績を上げている、同じステランティスグループのシトロエンC3 ラリー2のメカニズムを受け継いでいると言われる。
ドライバーはまだ発表されていないが、シトロエンに乗っているヨアン・ロッセルが有力視されている。
ちなみにロッセルは2023年から2025年のモンテカルロをシトロエンC3のラリー2で3連覇しており実績は充分。地元ということもあって人気もあるから、これ以上の人材はいない。
ランチアはラリーに本気で、すでにラリー4を販売しているが、比較的安く手に入れられる入門モデルとして創設されるラリー6にも、プジョー208レーシングとコンポーネンツを共有するイプシロン HF ラリー6を開発済みだ。
トップカテゴリーのラリー1への復活も期待されるが、まずジェントルマンたちに楽しんでもらうカスタマー向けモデルの普及を考えているようだ。

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