雪道を走ったその後が肝心! 下回りについた融雪剤を落とそう
雪国の幹線道路には、凍結温度を下げて凍りにくくする「凍結防止剤(塩化ナトリウム)」や、水と反応して発熱し、その熱で雪(氷)を溶かし、さらに水が発生することで周囲も次々と溶かしていく「融雪剤(塩化カルシウム)」がまかれています。
これにより走行の安全が確保されていますが、これらに含まれる「塩分」は金属製のボディにとって大敵であり、「サビ」を促進させる働きをします。
雪道を走ると、「塩分」を含んだ雪がタイヤで巻き上げられ、フェンダー裏や足回り、ボディ下回りに滞積するばかりか、ボディ全体に付着します。
このため、雪道を走って帰ってきたときは、日を置くことなく足回りや下回りまでしっかり洗車して「塩分」を落としておくことが大切です。
さらに、シーズンの終わりにはサビの有無をチェックし、状況に応じて適切な処置を施す必要があります。この点をしっかり頭に入れておきたいものです。また、金属チェーンなどの滑り止めも、保管前にしっかり水洗いして汚れを落としておくことが重要です。

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