【正直どうなの?】先代型も乗ってるオーナーが現行型を辛口評価! ホンダ「N-BOX」の“神ポイント”と“残念ポイント”6つを全公開

【正直どうなの?】先代型も乗ってるオーナーが現行型を辛口評価! ホンダ「N-BOX」の“神ポイント”と“残念ポイント”6つを全公開

 軽スーパーハイトワゴンの代名詞と言えるホンダ N-BOX。「それほどいいクルマなのか!?」と興味が湧き、2代目(先代)を所有したところ、「売れるのも納得!」と感激するほどデキがよかった。「じゃあ新型はもっとイイはず!」と思い、2023年にフルモデルチェンジした3代目(現行)も購入して2年弱乗ってみたが、「アレ……?」と思う部分もちらほらと……。そんなわけで、過去にはスズキ スペーシア(現行型)を所有し、現在は三菱 新型デリカミニに乗る筆者が、N-BOXのマルバツをまとめてレポートしよう。

文:GOOD CARLIFE Channel/ゼミッタ・徳田悠眞/写真:ベストカーWeb編集部

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やっぱり売れるのは理由がある! 2年乗って実感した“新型N-BOXの3つの武器”

灯火類がフルLEDでコストがかかっているホンダ N-BOX。ターボモデルはトルクフルで走りもイイ!
灯火類がフルLEDでコストがかかっているホンダ N-BOX。ターボモデルはトルクフルで走りもイイ!

[1]外装の灯火類がフルLED
 軽自動車はコストとの勝負! 普通車なら無駄にお金をかけられるという意味ではないが、比べるとシビアなはず。ゆえに、大半のKカーがウインカー&バックランプ&ライセンスランプなどにバルブ球を用いる。

 しかし、N-BOXはまさかの“フルLED仕様”。デイライトは標準装備だし、カスタムはポジションランプが一文字で点灯するし、とにかくライト周りの質感にこだわっている!

 なお、今時のクルマはライト類をDIYで交換すると大量の警告灯が点く心配もあるため、そういった意味合いでもLED標準装備は嬉しい。

[2]ターボエンジン
 軽スーパーハイトワゴンを3種類所有して再認識した。さすがホンダ! エンジンフィールがすごくイイのだ。

 いずれもターボモデルを所有してきたが、常用域の1500-3000回転あたりのトルク感が最もあり、少々キツイ登坂路でも無闇にエンジン回転数だけが高まらない。スペック(64ps/104Nm)の違いも多少あるとはいえ、日常使いの領域で力強く感じられるパワーセッティングはお見事である。

ウインカーレバーの先端に360度カメラのスイッチを装着できる。直感的に操作できるレイアウトで、とても使いやすい
ウインカーレバーの先端に360度カメラのスイッチを装着できる。直感的に操作できるレイアウトで、とても使いやすい

[3]マルチビューカメラシステムのボタン配置
 現行の一部モデルにメーカーオプション設定される360度カメラ。カメラ性能は可もなく不可もなくだが、スイッチ配置が神がかっている。ワイパーレバーの先端にボタンがあり、ハンドルから手を離さずに映像を表示できるのだ。

 音声で操作できるとか、低速域で自動表示されるとか、メーカー毎にさまざまな工夫はあるものの、使いたいと時にパッと押して起動できるのが一番いい。それを実現できているのがN-BOXなわけだが、ホンダ車は基本的に同じ箇所に配置されるので、メーカーとしてのよさとも言える。

正直ココは要改善…先代&ライバルオーナーだから言える新型N-BOXの惜しいポイント

2代目(先代)と比べて、上質感はイマイチな現行型。SNS上でもこういった声があるということは、オーナーの多くが感じているのだ
2代目(先代)と比べて、上質感はイマイチな現行型。SNS上でもこういった声があるということは、オーナーの多くが感じているのだ

[4]内装の質感
 二世代を乗り継いだと先にお伝えしたが、いずれもカスタムに乗っていた。黒を基調としたシックな雰囲気で上質感を感じる……はずが、現行はイマイチ。華やかさが薄まり、なんだか物足りない仕立てになってしまった。

 たしかに素材はこだわってある。クロームメッキ加飾だってないわけじゃない。しかし、パッと見の上質感がなくなったことで、印象があまりよくないのだ。ネット上でも指摘されていた点だが、スペーシアカスタムのような煌びやかさがあってもよかったと思う。

[5]収納力と装備&機能面
 先代で重宝したのが収納性の高さだった。痒い所に手が届くとはまさにコレ。だが、現行はなにか物足りない。

 例えば、メーターパネル奥の空間がなくなっていたり、オープントレーは縁が浅くて物が滑り落ちたり、実際に使ってみるとう~ん……という部分が多いのだ。

 装備に関しても、ステアリングヒーターや後席用サーキュレーターがなく、他車に比べて手薄な印象があった。

 また、運転支援システムにも惜しい点があり、トラフィックジャムアシストを備えていない。そのため、スペーシアや新型デリカミニが極低速域までアシストするいっぽう、N-BOXはメーター値約50km/h以上じゃないとレーンキープしてくれないのだ。LKAS(車線維持支援システム)は安全装備でもあるので、上位モデルとの差別化はやめてほしい。

 軽自動車にアレコレ求めすぎでは? という意見もあるだろう。だが、コンパクトカーを買える価格帯に属してしまった以上、求める装備や乗り味のレベルが高まるのもやむなしだろう。

 現行になり、動的面が劇的によくなったいっぽう、質感・装備が他車より劣る点もあるので、マイナーチェンジでアップデートされることを期待したい。

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