1970年代のクルマがヴィンテージな価値を持つようになり、空前の日本車ブームに沸いているアメリカ。そのブームの発生源ともいえる、年に一度の日本車の旧車イベント「ジャパニーズ・クラシックカー・ショー2025」をレポート!!
※本稿は2025年12月のものです
文:小林秀雄/写真:平野 陽
初出:『ベストカー』2026年1月10日号
アメリカにおける日本の旧車の祭典!!
毎年カリフォルニア州のロングビーチで開催されている「ジャパニーズ・クラシック・カー・ショー」(以下JCCS)。2025年で20周年とあって、例年以上の盛り上がりをみせた。
また、往年のレーシングコンストラクターで、1970年と1971年に初代フェアレディZ(ダットサン240Z)でSCCAを2連覇したBRE(ブロック・レーシング・エンタープライズ)も創設60周年!
お互いのアニバーサリーを祝おうと、JCCSに当時のオリジナルメンバーが集結し、サイン会には長蛇の列ができるなどイベントに花を添えていた。
500台を優に超える参加車両のなかには、1998年に発売されたR34型の日産スカイラインなど「旧車の次世代」(?)を担うスター選手たちも増加。こりゃあ日本以上と囁かれるアメリカの旧車ブームはさらに勢い付きそうだ!!
日産 ダットサン510ラリー
創設60周年を迎えたBREは、往年のレーシングマシンも出展。そのうちの一台が、1969年のメキシカン1000(Baja 1000)に出場した、こちらのダットサン510(ブルーバード)。サーキットだけでなく、ラリーでも高い戦闘力を示した。
トヨタ マークII(V8スワップ)
どんなベースでもV8エンジンに載せ替えちゃうのがアメリカ人。ノーマル然とした1991年式クレシーダ(マークII)に6.2LのLS3型V8を搭載! 全然速そうじゃないのにメチャクチャ速い、これぞ“スリーパー”。
日産 スカイラインGT-R(R32型)
アメリカにおけるR32型スカイラインGT-R人気は健在どころか、今も加速中! もはやJCCSでは見かけて当たり前な存在になった印象だ。
スバル 360 ピックアップ
1970年に正規輸入され、アリゾナ州レイクハバスのディーラーで販売されたというスバル サンバートラック。現在のオーナーで3人目だそうで、オリジナルの塗装がキレイに保持されていることに驚かされた。低い位置にあるベッドがキュート。
日産 NX200
B13型サニーベースのNXクーペ。日本仕様にはなかったTバールーフがUSの証だ。1991年に新車で購入したオリジナルオーナーのもので、VIS RACINGボディキットとシェブロンホイールがイカしてます。
チヌーク ハイラックスキャンピングカー
1938年に設立されたモーターホームメーカー“Chinook(チヌーク)”が、1975年式のトヨタ ハイラックスをベースに製作した当時物のキャンピングカー。セカンドオーナーが鋭意レストア中!
三菱 モンテロ
復活が囁かれる三菱 パジェロは、アメリカでも初代モデルから販売されていた。ただし、「パジェロ」はスペイン語で卑猥な意味があるため、車名は「MONTERO(モンテロ)」。新型パジェロの車名はどうなるのか?



















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