高速で燃費がいいのは、スピードが速い? 遅い?
暫定税率廃止が決定したことで、ガソリン価格は徐々に下落しつつあるものの、この物価高のなか、クルマの燃費はやはり気になるところ。
特に長距離を移動するのに欠かせないうえ、街中よりもガソリン価格が少々高い高速道路での燃費はできるだけ抑えたいものだ。
そこで気になるのがクルマのスピードと燃費の関係。
流れにのれる最低限のスピードで走ったほうが燃費には良さそうなイメージはあるものの、速いスピードを出してそのぶん、移動時間を短くしたほうが実は燃費がいいのでは? という気がしなくもない。
その答えを知るためのひとつの指標となるが、JAFのホームページで公開されている、走行速度と燃費に関する検証実験の結果だ。
ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)を搭載したハイブリッドカーで新東名高速道路の御殿場ICから新城ICを走行し、80km/h、100km/h、120km/h(一部区間では100km/h)それぞれの速度での実燃費を比較したというもの。
その結果はやはり80km/hでの燃費が24.4km/Lと一番良く、スピードが上がるにつれ燃費が悪化するというというものだ。120km/hでの走行では17.1km/Lまで燃費が落ち込んだという。
所要時間こそ約30分短かったものの、テスト実施時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格で計算すると、同じ区間でありながらガソリン代には525円もの差が出ることに。
これは速度の二乗に比例して空気抵抗が高くなることや、スピードが上がることで前を走るクルマとの距離が近づく機会が多くなり、加減速が増えたことが原因と考えられる。
歩行者に道を譲られたら、先に行っても大丈夫?
交差点での右左折時や信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとしていた場合、クルマは必ず一時停止し、歩行者が横断し終えるのを待たなければいけない。
こうした歩行者保護は道路交通法第38条にも定められており、クルマを運転するドライバーであれば誰もが守らなければいけないルールのひとつだ。
JAFが公表している信号機のない横断歩道でのクルマの一時停止状況の調査によれば、2025年の停止率は全国平均で56.7%。
約4割のクルマが停止しないという結果ではあるものの、10年前である2016年の停止率はわずか7.6%というひどいものだっただけに、歩行者保護へのドライバーの意識は、年々高まってきていると言っていいだろう。
これを読んでいるみなさんは、歩行者を優先させることを日常的にできている優良ドライバーであると信じたいが、よくあるシチュエーションとして困るのが、歩行者側が道を譲ってくれるというパターン。
歩行者が横断歩道を渡るのを一時停止して待っていたもののなかなか渡ってくれず、身振り手振りで何度か横断を促しても動く気配がない……。
歩行者側も「どうぞうどうぞ」と譲るジェスチャーを繰り返すばかりなので、仕方なくこちらが先に発進する……なんて経験をしたことがある人も多いのではないだろうか。
では、こうしたシーンを警察官に目撃された場合、取り締まりの対象となるのだろうか?
実は数年前、こうしたシチュエーションでの取り締まりが実際に行われ、SNSを中心に話題となったことがあるのだ。
その後、取り締まりを受けたドライバーが弁護士を通じて警察に撤回を求め、結果として違反は不成立となったという。
つまり一時停止をした後、歩行者に譲られて発進した場合は違反とはならないということだ。
とはいえ基本的には歩行者優先であることは変わりがない点は理解しておきたい。
仮に譲られたしても急発進するのはもってのほか。周囲の安全を十分に確認したうえ、歩行者との出会い頭の衝突を避けるためにもゆっくりと徐行しながらの発進することが必要だ。
また、悪意のある歩行者が譲るふりをしてクルマ側をはめようとする可能性も少なからずあるため、運転中の映像を記録できるドライブレコーダーがあれば安心。
車速やブレーキ操作など車両信号が同時に記録できるタイプであればさらに心強い。
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