2026年1月22日現在、各地で冷え込みが続き、都市部でも朝晩は気温が一桁台に落ち込む日が多い。そんな時期に急増するのがバッテリー上がりだ。突然エンジンがかからなくなる前に、見逃してはいけない前兆がある。さらに、近年普及が進むパルス充電器を使えば、バッテリー寿命を延ばすことも可能だ。
文:ベストカーWeb編集部/画像:Adobestock(トップ写真=tarou230@AdobeStock)
【画像ギャラリー】バッテリーが劣化や上がってしまう前にできることからやっていこう(2枚)画像ギャラリー冬に多発するバッテリー上がり 見逃されがちな前兆とは
冬に起こりがちなクルマのトラブルで、最も多いのがバッテリー上がりである。気温が下がるとバッテリー液の性能が低下し、充電効率が落ちる。加えて暖房やデフロスターなど電装品の使用が増えるため、バッテリーへの負担は一気に高まる。
問題なのは、バッテリーの劣化が進んでも気づきにくい点だ。前兆として挙げられるのは、夜間走行時にエンジン回転数が下がるとヘッドライトが暗くなる、エンジン始動時にセルモーターの回りが弱く感じる、パワーウィンドウや電動スライドドアの動きが鈍くなるといった変化である。
アイドリングストップが作動しにくくなるのも典型的なサインだ。さらに、メーター内のバッテリー警告灯が点灯した場合は要注意である。これらを放置したまま寒波を迎えると、ある朝突然エンジンがかからないという事態になりかねない。
サルフェーション対策が鍵 パルス充電器で寿命を延ばす
バッテリー劣化の大きな原因がサルフェーション現象だ。これは充放電を繰り返すことで極板に硫酸鉛が結晶化し、内部抵抗が増えてしまう状態を指す。以前は、この状態が進行するとバッテリーは寿命とされていた。
そこで有効なのが、パルス充電機能付きのバッテリー充電器である。微細な周波数を与えながら充電することで、サルフェーションの進行を抑え、バッテリーのコンディション維持を狙う仕組みだ。
新品時から定期的にパルス充電を行うことで、開放型バッテリーなら5年から8年使用できるケースも珍しくない。まず1回のパルス充電で解消できるサルフェーションの量にも限りがある。あまりにサルフェーションが進んでしまった場合は、パルス充電器でもお手上げ、となることもある。
しかしながら、パルス充電機能付きのバッテリー充電器にも限界がある。
寒さが厳しい1月後半こそ、バッテリーの状態を見直す好機だ。前兆を見逃さず、適切なメンテナンスを行うことで、冬のトラブルは確実に減らせる。
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