軽クロスオーバーSUVの人気を二分するダイハツ タフトとスズキ ハスラー。アウトドアや車中泊を視野に入れたユーザーにとって、どちらが実用的なのか気になるところだ。室内寸法やシートアレンジ、快適装備の観点から両車を比較し、車中泊シーンでの優位性を検証する。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、ダイハツ、スズキ
【画像ギャラリー】タフトってスーツケースが縦に二つも入るの!? ハスラーのラゲッジアンダーボックスも便利すぎ!(24枚)画像ギャラリー室内寸法の比較 ハスラーが奥行きで上回るもタフトは頭上に強み
まずは車中泊の基礎となる室内寸法から見ていく。タフトの室内寸法は長さ2050mm、幅1305mm、高さ1270mm。対するハスラーは長さ2215mm、幅1330mm、高さ1270mmとなっており、ハスラーが長さで165mm、幅で25mm上回る。室内高は両車とも1270mmで同一だ。
この数値の差は、リアシートを倒した際の荷室の奥行きに如実に現れる。ハスラーは後部座席を前に倒した際の最大奥行きが長く、寝返りを打つスペースや荷物の積載余裕でアドバンテージを持つ。一方、タフトは後席を倒した際、シートバックと荷室が段差なくつながる完全フラットスタイルを採用しており、マットを敷いた際の段差による不快感がない。
また、タフトは全車にスカイフィールトップを標準装備する。前席の頭上に広がるガラスルーフは、室内高の数値以上の開放感を生み出し、車中泊時の圧迫感軽減に大きく貢献する。スーパーUV&IRカットガラスとシェードの採用で、紫外線や赤外線対策も施されている。
快適装備とシートアレンジ タフトの電動パーキングブレーキとフレキシブルボードが差をつける
車中泊において、シートアレンジの自由度は重要だ。タフトはフレキシブルボードを採用し、下段スタイルや立てかけスタイルなど用途に合わせた積載が可能。リアシートは汚れに強い樹脂製のシートバックボードを採用しており、アウトドア後の泥汚れもふき取りやすい。
ハスラーもリアシートのスライドやリクライニング機能を備え、使い勝手は悪くない。ただし、タフトは電動パーキングブレーキを全車に標準装備しており、坂道での駐車時や車中泊の際の安心感が異なる。オートブレーキホールド機能もセットで搭載され、渋滞や信号待ちでの足元の負担も軽減する。
価格面では、タフトのXが141万9000円(税込)から、ハスラーのHYBRID Gが154万円(税込)からとなっており、タフトが約12万円リーズナブルだ。タフトはこの価格帯でスカイフィールトップや電動パーキングブレーキを標準装備する一方、ハスラーはこれらの装備がグレードによる設定となる。
結論として、車中泊を重視するならば、室内の奥行きと積載性でハスラーが有利な一方、タフトは完全フラットの床面とスカイフィールトップによる開放感、電動パーキングブレーキによる利便性で優位に立つ。荷物が多く長距離を想定するならハスラー、開放感とコストパフォーマンスを重視するならタフトが適していると言えるだろう。
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