やるとヘタリます! ジワジワ痛みつける悪習慣! 壊れる前に防ぐ!! クルマを13年超長持ちさせたいならやっちゃいけないこと

走行中は急ハンドル、急発進、急ブレーキなど「急」の付く運転をしない

急ハンドル、急発進、急ブレーキなど、急のつく操作はしない(PHOTO:写真AC)
急ハンドル、急発進、急ブレーキなど、急のつく操作はしない(PHOTO:写真AC)

 クルマを長持ちさせたいなら、もっとも効果的なのは「乱暴に扱わないこと」である。急発進を繰り返せばエンジンやミッションへ負荷がかかる。急ブレーキばかりならブレーキパッドやローターの摩耗が進む。急ハンドルはタイヤやサスペンション、ステアリング系へダメージを与える。

 つまり「急」の付く運転は、あらゆる部品を痛めるのである。とくに重量級ミニバンやSUVでは負荷が大きい。車重が重いほど足回りやブレーキへのダメージは増えるため、穏やかな操作が重要になる。

 また、急操作はタイヤ偏摩耗の原因にもなる。最近のタイヤは高性能だが価格も高い。ムダな摩耗を防ぐだけでも維持費削減効果は大きい。

 さらに穏やかな運転は燃費改善にも直結する。つまり「急」を減らすことは、クルマにも財布にも優しいのである。ベテランドライバーほど操作が滑らかなのは、クルマへの負担を感覚的に理解しているからだろう。

プロの整備士による予防整備とは

ちょっとしたことでもつきあいのあるディーラーや整備工場に診てもらう関係が重要(metamorworks@Adobe Stock)
ちょっとしたことでもつきあいのあるディーラーや整備工場に診てもらう関係が重要(metamorworks@Adobe Stock)

 クルマを本当に長持ちさせている人たちは、「壊れたら直す」ではなく「壊れる前に手を打つ」という考え方をしている。これが予防整備である。

 たとえばベルト類やホース類。見た目は問題なくても経年劣化は進む。突然切れたり破れたりすれば走行不能になることもある。バッテリーも同様だ。「昨日まで普通だったのに突然エンジンがかからない」は珍しくない。

 プロ整備士は音、振動、におい、滲みなど小さな変化を見逃さない。そして壊れる前に交換提案を行う。ユーザー側からすると「まだ使えるのにもったいない」と感じることもある。しかし結果的には、大きな故障を防ぎ、修理費総額を抑えることにつながる場合が多い。

 13年超えのクルマでは、ゴム部品や樹脂部品の経年劣化は避けられない。だからこそ定期点検が重要になる。最近は車検だけで済ませる人も多いが、半年点検や法定12カ月点検を活用すると異常の早期発見につながる。

 クルマは機械である以上、必ず消耗する。しかし正しくメンテナンスし、丁寧に扱えば驚くほど長く走ってくれる。逆に「まだ大丈夫」を繰り返すと、一気に大故障へつながる。

 愛車を13年超、それ以上長く乗りたいなら、“壊れない秘訣”は特別なことではない。日頃の小さな気遣いと予防整備、その積み重ねこそが最大の延命策なのである。

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