キャンピングカーほど大げさじゃない。でも、車中泊や週末旅をもっと自由にしたい。そんな人にこそ見てほしいのが、日産NV200バネット マイルームだ。キャラバンほど大きくなく、軽キャンより余裕あり。2025年12月の一部仕様向上で快適装備も磨かれた、かなりニッチでかなり気になる1台なのだ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:日産
【画像ギャラリー】余裕で住めるなぁ!! NVバネット200マイルームの室内空間がコレ!(21枚)画像ギャラリー大きすぎないのがいい! “ちょうどいい車中泊カー”という価値
車中泊仕様と聞くと、どうしても大きなキャンピングカーやキャラバン級のモデルを想像しがちだ。しかし日産NV200バネット マイルームのおもしろさは、そこまで大げさではないことにある。
ベースは商用バンのNV200バネット。マイルームは5人乗りで、最大積載量は400kgを確保する。価格は2WDが484万3300円、4WDが515万7900円だ。正直、安いとは言いにくい。だが、ここには単なるベッドキット付きバンとは違う、日産純正の作り込みがある。
最大のポイントは2列目の2 in 1シート。走行時は前向きのシートとして使い、停車時はくるりと使い方を変えてソファー風にも、ベッドの一部にもなる。しかも左右5:5分割構造なので、片側をくつろぎ用、もう片側をベッド用といった使い分けも可能。これ、地味にかなり楽しい。
平置きベッドとスライドテーブルを組み合わせれば、車内はあっという間に小さなリビング兼寝室。ソロならゆったり、夫婦や友人2人ならぴったり。まさに“走る部屋”だ。大きなキャンピングカーを持て余す人には、むしろこちらのほうが現実的かもしれない。
2025年12月改良で快適性アップ! 見た目も装備もちゃんと進化
今回見落とせないのが、2025年12月発表の一部仕様向上だ。発売は2026年3月9日。ここでマイルームは、ボディカラーにサンドベージュのモノトーンを追加した。従来のサンドベージュ/ホワイト 2トーンに加え、よりアウトドア感のある選択肢が増えたのはうれしいところ。
さらに大きいのが、マイルーム専用のアルミシート製断熱材の採用だ。ルーフ、スライドドア、バックドアに使われ、車中泊時の快適性向上を狙っている。車中泊で効いてくるのは、豪華装備よりも暑さ寒さへの強さ。ここに手を入れてきたのは実用派には刺さる改良だ。
安全・便利装備も更新された。先行車発進お知らせ機能、コンフォートフラッシャー、ドアロック連動格納機能付ドアミラーなどを採用。ベースが商用バンだからこそ、こうした日常装備の底上げは効く。旅だけでなく、普段の買い物や通勤でも使うならなおさらだ。
もちろん万人向けではない。豪華ミニバンのような快適性を求めるなら違うし、本格キャンピングカーの装備を期待しても違う。しかし、普段使いできるサイズで、ふと思い立った週末にそのまま寝られる。そんな自由を日産純正で手に入れたいなら、NV200バネット マイルームはかなりおもしろい。目立たない存在だが、見落とすには惜しい1台だ。
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