大人気のコンパクトSUVカテゴリーで、常に販売上位を争うホンダのヴェゼルとトヨタのヤリスクロス。どちらも魅力的なハイブリッドモデルをラインナップし、購入時に頭を悩ませるユーザーも多いはずだ。今回は実用面において重要な2つのポイントに絞り、大注目クルマ2台の実力を徹底比較する!
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】ヴェゼルの圧倒的な室内空間がコレ! お洒落SUVらしく街でも自然でも映えるショットもあるぞ!(16枚)画像ギャラリー広さと快適性で圧倒するヴェゼルと装備が充実したヤリスクロス
ヴェゼルの強みはクラスを超えた室内の広さと快適性だ。センタータンクレイアウトによるフラットな足元空間と、クーペライクな美しいプロポーションを両立している。2025年10月の改良では人気のナビやワイヤレス充電器をセットにしたメーカーオプションが追加され利便性も向上した。e:HEV Z(2WD)の価格は326万8100円だが、それに見合う上質さがある。
対するヤリスクロスは全長が短く最小回転半径も小さいため、街中での取り回し性は抜群。さらに2026年2月の改良によって、上位グレードに10.5インチの大型ディスプレイオーディオが標準装備されたほか、アームレストの質感向上など劇的な進化を遂げた。
ハイブリッド Z(2WD)の価格は299万2000円と、ヴェゼルより安価な点もメリット。ただし後席の居住性やリアの荷室のゆとりは、ひと回り大きなヴェゼルに軍配が上がる。ファミリーユースや快適性を最優先するならヴェゼルが有利だ。
驚異の低燃費を叩き出すヤリスクロスと走りの質感が心地いいヴェゼル
燃費性能の勝負では、ヤリスクロスが驚異的な強さを見せる。ハイブリッド X(2WD)のWLTCモード燃費は30.8km/L、上級のハイブリッド Z(2WD)でも27.8km/Lをマークする。1.5L直列3気筒エンジン(最高出力91ps、最大トルク120Nm)とモーターの組み合わせは、軽量な車体も手伝って圧倒的な経済性をもたらしてくれる。とにかく維持費を抑えたいという実利派には最高の選択肢だ。
対するヴェゼルe:HEVは、e:HEV X(2WD)で26.0km/L、e:HEV Z(2WD)で25.3km/Lと一歩及ばない。しかし1.5L直列4気筒エンジン(最高出力106ps、最大トルク127Nm)に、最高出力131ps、最大トルク253Nmを発生する強力なモーターを組み合わせた走りの質感は極めて高い。スムーズで静粛性の高いドライブを楽しめる。
2025年10月の改良では走りを追求したe:HEV RS(2WD)も追加されており、乗り味へのこだわりは強い。 燃費を最優先するならヤリスクロス、上質な乗り味と快適な空間を求めるならヴェゼルを選ぶのが正解だ。
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