半世紀にわたりジムニーLJ-20を愛し続ける名カメラマン、青柳陽一氏。独特のライティングと「物語」のある写真で業界内外に多くのファンを抱える氏の技術をカメラマン志望の若者たちに伝えるべく、有志により「一般社団法人・青柳陽一写真学校」の設立が計画されました。
本稿ではそのプロジェクトのクラウドファンディングを紹介します。名カメラマンの写真学校を支援することで、「物語」に参加してみませんか。
文/ベストカーWeb編集部 写真/青柳陽一
【写真家 青柳陽一のカメラマン育成学校設立プロジェクト】支援ページ
■クラファンは4/27 23時まで!!
1962年からフリーカメラマンとして活動を開始した青柳陽一氏は、日本広告写真家協会の第一回奨励賞を受賞、1967年に銀座富士フォトサロン「My Girls」写真展でデビュー。女性ポートレイトや三菱自動車工業㈱などの広告写真で活躍し、著書に『河は眠らない』、『岩魚が呼んだ』のほか、『麻田奈美写真全集』、『ハワイアンガールズ・アグネスラム』等の写真集出版の実績がある。
2004年に故郷である福島県伊達市保原町に帰郷。当地では以前と違った趣の作品を撮り続ける一方で、カメラマンを志す若い方々にこれまで培った技術や感性を伝えたいとの想いを持ち続けており、今回の「青柳陽一写真学校」開校を目指すこととなった。
今回開校を目指す青柳陽一写真学校は、2017年3月末に閉校した福島県伊達市大枝小学校校舎を借り受けることになる。明治6年に開校した143年の歴史ある学校の校舎で、1991年に新しくされた鉄筋コンクリート製の立派な建物。これを改修してスタジオや展示室などを整備し、写真学校とする計画。
クラウドファンディングは3月12日午前8時から開始しており、現時点(2021年3月24日午後5時)で2,494,000円集まっているが、「オール・オア・ナッシング方式」をとっているため、目標額である3,000,000円に届かない場合は1円も受け取れない仕組み。公募期間は4月27日(火)23時までなので、あと約半数の支援を必要としている。
青柳写真に心打たれたことがある方、またこの美しい写真のDNAを受け継ぐカメラマンの撮った写真にご興味ある方、ぜひ今回のクラファンに参加してみてほしい。
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