定年や転職で環境が激変する60歳前後の「新生活おじさん」たち。家族も独立し、ようやく自分のために時間と情熱を使える好機が到来した。そこで提案したいのが、老後資金を大きく減らさず、かつ人生の純度を高めてくれる300万円以下のクルマ選びだ。走りの良さと個性を両立した、珠玉の5台を厳選して紹介しよう!
文:ベストカーWeb編集部/写真:BMW、アウディ、ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】この画像見てどれにしようか楽しく悩んで!(16枚)画像ギャラリー長年、家族や会社のためにハンドルを握り、渋滞や仕事の重圧に耐えてきた諸兄に敬意を表したい。しかし、これからは自分のための時間だ。子供は立派に独立し、ミニバンや実用一点張りのセダンに縛られる必要はもうない。とはいえ、退職金を湯水のように使うわけにもいかないのが現実だろう。
そこで、予算300万0000円以内という絶妙なラインで、新生活の相棒にふさわしい「走りの質」にこだわった5台をピックアップした。これからの人生を、ただの「移動」ではなく「高揚」に変えてくれるクルマたちである。
自由を謳歌する大本命! スズキ ジムニーノマド
野山へ、そして未知の地へ。新生活おじさんの冒険心を最も刺激するのが、2025年に登場したジムニーノマドである。待望の5ドアモデルでありながら、ジムニー伝統の悪路踏破性は微塵も失われていない。
むしろ、延長されたホイールベースがもたらす直進安定性は、長距離のドライブを劇的に快適なものへと変えた。1.5Lエンジンは低回転から力強く、街乗りでもストレスを感じさせない。
3ドアでは積載量に不安があったキャンプ道具や釣り具も、この5ドアなら余裕を持って積み込める。家庭菜園もいいだろう。価格は上がってしまったが、それでも292万6000円といまどき300万円を切る価格はありがたい。自分流にカスタマイズするのもいいだろう。まさに現代の遊牧民(ノマド)として、自由な旅を共にするには最高の選択肢だ。
人生を彩るオープンエアの魔法! マツダ ロードスター
もしも「人生で一度はオープンカーに乗ってみたい」という願いがあるなら、今がその時だ。マツダ ロードスターは、人馬一体を掲げる世界で最も成功したライトウェイトスポーツである。
エントリーグレードの「S」であれば289万8500円。今どき世界的な名車がアンダー300万で買えることを素直に喜びたい。幌を開け、風と光を全身に浴びながら走る快感は、クローズドボディのクルマでは決して味わえない別世界だ。
1.5LのNAエンジンは回すほどに歌い、FRレイアウトが生む素直なハンドリングは、ドライバーの技術を磨き上げる喜びを教えてくれる。2シーターという潔さは、家族に縛られなくなった新生活おじさんの自立の証。季節の移ろいを肌で感じながら走る贅沢を、ぜひ謳歌してほしい!
【画像ギャラリー】この画像見てどれにしようか楽しく悩んで!(16枚)画像ギャラリー欧州車を凌駕するフットワーク! トヨタ カローラスポーツ
身軽になった身にはハッチバックも捨てがたい。スイフトスポーツもいいが惜しくも生産を終えた。そこで推したいのがカローラスポーツだ。2L自然吸気モデルがラインアップから落ち、現在は1.8Lハイブリッドのみの設定となっているが、侮るなかれ。このクルマは他のカローラシリーズとは「足」が違うのだ。
リヤにダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用し、世界の道で鍛え上げられたその走りは、しなやかでありながら正確。ハイブリッドならではの静粛性と燃費の良さを享受しつつ、ワインディングではスポーツモデル顔負けの旋回性能を見せてくれる。
価格はGグレードで278万1900円、ベーシックなG”X”なら248万1600円。洗練された走りと実用性を高い次元で両立した日本のハッチバックは稀有な存在といえる。



















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