最高額はなんと10万円超!? 自動車税が最も高い新旧国産車 ワースト5

最高額はなんと10万円超!? 自動車税が最も高い新旧国産車 ワースト5

 自動車ユーザーにはゴールデンウイーク明けに5月中が納期限となる自動車税の支払い通知が届く。今年も納付を終えて、ズシリと重く感じている人も多いかもしれない。

 そこで本稿では自動車税納税直後のいま、現行車と重課税される13年落ち超の日本車で、自動車税額が高いワースト5モデルをピックアップしてみた。

文/永田恵一 写真/TOYOTA、NISSAN

【画像ギャラリー】自動車税一覧&NISSAN GT-R NISMO Special edition 2022年モデルをみる


ターボは関係なし!! 自動車税額は排気量で問答無用に決まる

 日本の自動車税は排気量だけで税額が決められるので、当然ながら大排気量車ほど自動車税は高く、500cc刻みを基本に以下のような区分になっている。

【自動車税額の一覧】
【自動車税額の一覧】

日本車最新モデルの自動車税額ワースト5は?

 さてワースト5だが、自動車税は排気量ごとに決まっているのをよく考えると、ワースト5というよりは「高い税額区分に入るもの(=大排気量)ワースト5」となるので、高い順に挙げていきたい。

※6000cc超/11万円に該当する日本車にはなし

【1位:4500㏄超から6000㏄以下/8万7000円】

<strong>自動車税額:8万7000円</strong> レクサスLX570(V型8気筒5.7Lエンジン/全長5080×全幅1980×全高1910mm)
自動車税額:8万7000円 レクサスLX570(V型8気筒5.7Lエンジン/全長5080×全幅1980×全高1910mm)

・トヨタ ランドクルーザー200(4.6L)、センチュリー(5L)
・レクサス LX570(5.7L)、LC500(5L)、RCF(5L)

 近いクルマながら、4.6L・V8のランドクルーザーとLX570の5.7L・V8で自動車税が変わらないのは意外ではある。

※4000㏄超から4500㏄以下/7万5500円に該当する日本車はなし

【2位:3500㏄超から4000㏄以下/6万5500円】

<strong>自動車税額:6万5500円</strong> 日産GT-R(V型6気筒3.8Lエンジン/全長4710×全幅1895×全高1370mm)
自動車税額:6万5500円 日産GT-R(V型6気筒3.8Lエンジン/全長4710×全幅1895×全高1370mm)

・日産 GT-R(3.8L)、フーガ(3.7L)、フェアレディZ(3.7L)

 日産車は「日本向けV8エンジン搭載車はないけれど、排気量3.5L以上のV6エンジン搭載車はある」という状況だ。

【3位:3000㏄超から3500㏄以下/5万7000円】

<strong><strong>自動車税額:<strong>5万7000円</strong></strong></strong> トヨタ アルファード(V型6気筒3.5Lエンジン/全長4945×全幅1850×全高1935mm)
自動車税額:5万7000円 トヨタ アルファード(V型6気筒3.5Lエンジン/全長4945×全幅1850×全高1935mm)

・トヨタ アルファードV6、クラウン3.5ハイブリッド
・レクサス LS500h、LC500h、IS350、RC350、RX450h
・日産 エルグランドV6、シーマ、フーガハイブリッド、スカイラインハイブリッド
・ホンダ レジェンド、NSX
(※上記モデルは全車3.5L)

【4位:2500㏄超から3000㏄以下/5万円】

・トヨタ グランエース(2.8Lディーゼル)、ランドクルーザープラド(2.8Lディーゼル、2.7Lガソリン)、ハイエースワゴン(2.7Lガソリン)
・日産 スカイライン(3Lターボ)

【5位:2000cc超から2500㏄以下/4万3500円】

・トヨタ アルファード(2.5ガソリン&ハイブリッド)、ヴェルファイア、カムリ(2.5ハイブリッド)、クラウン(2.5ハイブリッド)、ハリアーハイブリッド(2.5L)、RAV4ハイブリッド(2.5L、PHV含む)

・レクサス IS300h(2.5L)、RC300h(2.5L)、NX300h(2.5L)、
・日産 エルグランド(2.5ガソリン)、キャラバンワゴン(2.5Lガソリン)
・ホンダ オデッセイ(2.4ガソリン)

・マツダ6(2.2Lディーゼル、2.5LガソリンNA&ターボ)、CX-5(2.2Lディーゼル、2.5LガソリンNA&ターボ)、CX-8(2.2Lディーゼル、2.5LガソリンNA&ターボ)
・三菱デリカD:5(2.2リッターディーゼル)

 現在4000㏄超から4500㏄以下の日本車がないため、2L超えで自動車税ワースト5に入ってしまうのに加え、ハイブリッドやターボの普及により2L以上のクルマがこのくらいしかないことに改めて驚く。

 同時に昭和とは違う意味合いながら「2L以上のクルマは贅沢品」という方向に戻っていることも痛感する。

次ページは : 13年落ち&11年落ち超の自動車税重課税ワースト5は?

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

スプリンターカリブ復活!?G16E搭載のAE86試乗記も!ベストカー12月26日号発売中!!

スプリンターカリブ復活!?G16E搭載のAE86試乗記も!ベストカー12月26日号発売中!!

 ベストカーWebをご覧の皆さま、ちわっす!今号もベストカーは寒さに負けず頑張りました!これを見た帰…