4台に1台はパンクの危険性あり! タイヤトラブルに合わない方法は?

2021年9月8日 / コラムコメントする

■給油時などにタイヤを見るクセを付ける事で、トラブルの未然防止につながる

　タイヤは消耗品で、日々少しずつ摩耗したり劣化していますから、気が付くと思いのほか摩耗が進んでいたとか、タイヤが傷ついていたなんてことが起こります。ですから、クルマに乗る度毎に、そして燃料を給油するたびごとにタイヤのチェックをすることをお薦めします。

　その際はそれほど詳しくチェックする必要はありません。例えば、空気圧は「タイヤの空気は自然に抜けていくので1カ月に1回は空気圧をチェックしよう」と言われていますが、実際のところ最近のタイヤはタイヤ内部のインナーフィルムの性能がよくなって空気が抜けにくくなっています。

　ですから、1カ月くらいでは空気圧はあまり変化しないかもしれませんが、ほかのトラブルが起きていことも考えられるので、ボディについてしまった傷をチェックするのと同じように、タイヤのたわみ具合を目視でチェックしたり、ざっとトレッド面を見て異物が刺さっていないか、ブロックが欠けていないか、ホイールは傷ついていないかといったことをチェックするのがいいのではないかと思います。