ひとつのバス事業者を掘り下げて紹介する、バスマガジンの名物コーナー、バス会社潜入レポート。今回は2018年に遡って、3月発売号で掲載した、近鉄バス編を振り返って紹介する。
現行モデルの高速バスではハイデッカーが採用され、運行距離に応じてトイレ付き、トイレ無しを設定している。
かつてはエアロキングも活躍していたが、現在はオープントップ化され、[OSAKA SKYVISTA]として観光ニーズに対応している。
画像ギャラリーでは大型の一般路線車を紹介する。
(記事の内容は、2018年3月現在のものです)
構成・執筆・写真/加藤佳一(B.J.エディターズ)
※2018年3月発売《バスマガジンVol.88》『おじゃまします! バス会社潜入レポート』より(part4)
■高速・空港車に少数の三菱製 トイレつきも在籍する貸切車
●高速バスカラー
日野 QRG-RU1ESBA ■2554/大阪200か3906 稲田営業所/高速
運行開始当時の夜行高速車は、3列シートの日野ブルーリボンスーパーハイデッカーで、その仕様はセレガにも踏襲された。
しかしジェイバスボディのセレガではハイデッカーが選択され、TDR・八王子・熊本系統の格安便は4列シートの車両で運行されている。
●リムジンバスカラー
三菱ふそう QRG-MS96VP ■7551/大阪200か3784 布施営業所/空港
また一部路線で活躍した三菱エアロキングは予備の1台が残るのみとなり、2台が定観用のオープントップバスに改造されている。
昼行高速車は4列シートで、中距離系統がトイレつき、短距離系統がトイレなしとなっている。リムジンバスも4列シート・トイレなしが中心だが、13・14年にはトイレつきも4台採用されている。
●ハイブリッドバスカラー
日野 2SG-HL2ASBP ■0752/和泉200か1980 松原営業所/一般路線
一般貸切車はセレガハイデッカーに統一され、58~60人乗りの汎用タイプが主力である。看板車両としてパウダールームつき48人乗りが2台在籍するほか、経年車のリフトつきが1台残存している。
●OSAKA SKY VISTA
三菱ふそう MU612TX ■7101/大阪200か3647 布施営業所/一般路線
契約貸切車としてはクラブツーリズム専用のセレガが3台(part2参照)あるほか、大学・高校などの輸送用に1扉ツーステップまたは2扉ワンステップのブルーリボンが何台か使用されている。
保有車両はほぼ日野車!! 現在の青と黄色の近鉄バスカラーは1994年から採用
【画像ギャラリー】近鉄バスが所有するバスを詳しく見る! バス会社潜入レポート・近鉄バス:編[4]【一般路線車(大型)】(14枚)画像ギャラリー
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