新世代VIPカーでお馴染みのトヨタ「アルファード」。そしてこのアルファードと共通のプラットフォームを使うレクサス「LM」はいわば兄弟だ。だが価格差は2倍以上もの差が存在しており、ミニバンを極めたもの同士にも関わらず一体どこがどう違うのか。今記事では隅々まで見比べてみるとしよう。
※本稿は2024年10月のものです
文:渡辺陽一郎/写真:奥隅圭之、レクサス、トヨタ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年11月10日号
■ミニバンを極めた両車のラグジュアリー対決
LMの3列シートモデルは1500万円だから、プラットフォームを共用するヴェルファイアに2.4Lターボを搭載したZプレミアの655万円と比べて2倍以上だ。
LMのパワーユニットは、2.4Lターボのハイブリッドで、装備も充実する。レクサスでは各種のサービスも手厚いが、価格は高く見積っても1200万円が妥当だ。
したがってヴェルファイアが買い得だが、今は受注を停止しており、中古車価格は1000万円前後に達する。これを買うなら、注文を入れられるLMが買い得という見方も成り立つが、3列目シートの居住性など、室内は基本的に大差ないのでヴェルファイアがいい。
●レクサス LM……1500万円という価格はさすがに高い!!
●トヨタ ヴェルファイア……動力性能や室内空間など、コスパに優れる
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