■ホンダの一代限りの車名の多さは問題だ!!
見た目が地味で名前も地味だと、それは顧客にグレイスに興味を持ってもらう機会の損失にもつながる。
さらにはちゃんと調べたわけではないのだが、販売店にグレイスを展示しているところも減っているような気がする。そうなると顧客が実車を見て検討する機会も減るのはいうまでもない。
そもそもグレイスが将来どうなるかはわからないが、ホンダは一代限りの車名が多すぎる。
前身であるフィットアリアからあえてフィットを外したのは、上級セダンを愛用してきた層にとって、コンパクトカーであるフィットの名前がついたクルマに乗り替えることに抵抗を感じる人が多いことが理由だという。
ただし、そのことを気にする層には、すでにグレイスが手元にあるはずなので、問題なクリアになったものとしよう。
それならば「フィット・グレイス」みたいな感じにするだけで、存在感が一気に増しそうな気もするのだが、どうだろうか?
いずれにしても、そんな難しい状況の中でも、ホンダはグレイスのようなクルマをちゃんとラインアップしていることは、よいことだと思う。
数は売れなくても、それだけホンダユーザーを大事にしているということに違いない。ホンダの良心を感じる1台である。
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