■カタログ燃費は驚きのリッター28km!
また、市内では最大0.25Gまでの回生ブレーキング効果で、いわゆるワンペダルドライブも可能だった。やがてハイウェイではハイブリッドモードに切り替えるが、8速ATを介した電気モーターとICEの協調はスムーズで、さらにブレーキ回生においても不自然さは見られなかった。
市街地を抜けてアメリカによくある郊外の未舗装路に出て進んで行くと採石場に出た。そこには大型トラックによってできた深い轍があって、ちょっとばかりオフロード気分を味わった。そこでは高い地上高に加え大きなアプローチ&デパーチャーアングルによって深い穴をクリアし、さらにオンデマンドフルタイム4WD「セレック・トラック」は泥濘地でも素晴らしいトラクションでその片鱗を見せてくれた。
カタログデータによればラングラー4xeの燃費は100kmで3.5L、すなわちリッターおよそ28km、二酸化炭素排出量はスタンダードモデルと比べるとマイナス70%と、まさに環境への負荷を低減している。
ラングラーは逞しい外観のなかに環境への優しさを内包した、まるでマッチョだがこころ優しいアメリカン・ヒーローのような性格を持ったモデルであった。これならば市街地での日常ドライブはもちろん自然のなかでのオフロードトライアルも堂々とできるだろう。
ステランティスジャパンからの発売は今年中だが、ジープファンならずとも注目されるモデルになるだろう。
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