夫婦・子供も一緒に! 快適に乗れるSUV(ファミリー向け)
乗車人数が増え、子供の成長に合わせてクルマも広く大きくしていきたい30代ファミリーへ向けては、カローラクロスをおススメしたい。
ボディサイズは全長4490mm×全幅1825mm×全高1620mmとなる。全幅がしっかりと確保されたデザインで、大人2名乗車時でも隣同士で肩が触れることは少ない。また後席にチャイルドシートを乗せても、隣には充分なスペースがあり、子供の様子を見ながら、快適に移動できる。
車格としてはミドルサイズSUVにくくっても良いクルマ。しかし、価格はコンパクトSUV並みで、車両本体価格は199万9000円から319万9000円とレンジが広い。希望のスタイルや予算に応じて、さまざまな選択ができるだろう。
また、カローラクロスでは月々支払のサブスクリプションサービス、KINTOの利用もおススメだ。車両本体価格、税金、整備費用、自動車保険をすべてコミコミにし、月々定額でクルマを使用できる。
選択するグレードやプランにもよるが、一例として、ベースグレードのガソリンモデル(G)では月々2万1780円から、カローラクロスに乗ることが可能だ。子供が大きくなった頃(5年後)の買い替えを前提にクルマを購入するのであれば、話題のサブスクもおススメの買い方である。
ちょっと大人な雰囲気をまとうおしゃれな1台を探している方にはマツダ・CX-30もいい。ボディサイズは全長4395mm×全幅1795mm×全高1540mmと、こちらも充分なサイズで、ファミリーユースでも手狭な感じはしないだろう。
価格重視なら239万2500円からスタートするガソリンモデルが良いし、少し価格が上がるが、完成度の高いディーゼルエンジンやハイブリッド(288万7500円から)も期待以上の仕上がりを見せる。
このクラスでは珍しいマニュアルトランスミッションを選べるのも一つの魅力だ。お気に入りの仕様を探すのも楽しい時間だろう。
コスパが高く、さまざまな使い方ができる隠れた名車
車高が高い、タイヤが大きい、ゴツゴツした感じのエクステリアのSUVが多いなか、ちょっと変わった雰囲気なのがスバル・XVだ。
エントリーモデルで220万円、最上級グレードでは295万9000円という価格レンジ。全グレードで、スバルが世界に誇るボクサーエンジンとシンメトリカルAWDを体感できる。
エクステリアは、ステーションワゴンを少し背高にした程度で、全長4485mm×全幅1800mm×全高1550mmと、他車種に比べて低い全高が特徴だ。そのため、全幅が許しさえすれば、機械式駐車場にも入ってくれる(全高1555mmギリギリなので微妙なケースもある。自宅駐車場のように使用頻度が高い場所では、事前に試乗車やレンタカーなどで入庫できるかチェックして欲しい)。
登場から5年が過ぎ、そろそろフルモデルチェンジが行われそうなタイミングのため、モデル末期の成熟された仕様に乗ることができ、商談では大幅な値引きも期待できるだろう。
同価格帯のライバルと比べて、快適装備の充実度が高く、コストパフォーマンスに優れたクルマだ。小さすぎず、大きすぎず、ちょうどいい車格であり、単身世帯からファミリーユースまで、幅広くおススメしたい。
SUVと一口に言っても、さまざまな形・大きさ・特徴を有する。それだけに、クルマに対する目的を明確に定めておけば、自分にピッタリの一台を探しやすいカテゴリーでもあるのだ。
クルマは乗る時間はもちろんだが、選ぶ時間も楽しい。多彩な選択肢があるSUVだからこそ、今選んで乗りたいクルマになるだろう。
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