アルトvsミライース&N-WGN&ワゴンR&ヤリス&N-BOX 立ちはだかる5台と比較 どちらが「買い」!!?

アルトvsミライース&N-WGN&ワゴンR&ヤリス&N-BOX 立ちはだかる5台と比較 どちらが「買い」!!?

 2021年12月に発売されたスズキ 新型アルト。スズキの軽として最もベーシックなモデルだ。

「低燃費と低価格」を追求し、マイルドハイブリッドモデルの燃費は27.7km/L。安全装備も衝突軽減ブレーキを標準装備するなど、人気の1台だ。なんといっても100万円を切る「A」グレード・「L」グレードの存在は魅力的だろう。

 普段使いできる軽にはライバルが多い。アルトは果たしてライバル5台と比較してどれだけ「買い」なのか? 自動車評論家 渡辺陽一郎が試乗しアルトが何勝できるのか判定していく。

●スズキ アルト 対決ラインナップ
・VS ダイハツ ミライース
・VS ホンダ N-WGN
・VS スズキ ワゴンR
・VS トヨタ ヤリス(1L・最廉価グレード)
・VS ホンダ N-BOX

※本稿は2022年5月のものです
文/渡辺陽一郎、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2022年6月10日号

【画像ギャラリー】アルト ミライース N-WGN ワゴンR ヤリス N-BOX 悩みだしたら止まらない人気6台のデザイン・諸元をクイックチェック!(18枚)画像ギャラリー

■スズキ アルト 新たに誕生した「普段使い」の軽モデル

 スズキの軽ラインナップのなかで一番ベーシックなモデルで、昨年末登場から販売面も好調。

 イタリア人デザイナーの作品をもとに仕上げたスタイルは、ほどよい丸みが心地いい。アルト初のマイルドハイブリッドを搭載するグレードが評判で、車重710kgで軽快に走る。

 アルトは「低燃費と低価格」という、軽自動車の本質を追求して開発された。

 エンジンはNAと、WLTCモード燃費が27.7km/Lのマイルドハイブリッドも用意する。NAも25.2km/Lと優れ、Lグレードは衝突被害軽減ブレーキやサイド&カーテンエアバッグを標準装着して99万8800円だ。

 現行型は後席も広く、実用的で買い得だ。

アルトのデザインはイタリア人の手によって仕上げられた。「低燃費と低価格」という軽自動車の本質を追求し、ハイブリッドの燃費が27.7km/L、Lグレードは99万8800円
アルトのデザインはイタリア人の手によって仕上げられた。「低燃費と低価格」という軽自動車の本質を追求し、ハイブリッドの燃費が27.7km/L、Lグレードは99万8800円

●スズキ アルト主要諸元
・ボディサイズ:全長3395×全幅1475×全高1525mm
・車重:710kg
・エンジン:直3DOHC 657cc
・最高出力/最大トルク:49ps/5.9kgm(HYBRID X)
・価格:94万3800〜137万9400円

■VS ダイハツ ミライース

アルトとガチンコライバルのミライース。値段は近いが、乗り心地、燃費でアルトの方がいいためアルトの勝ち!
アルトとガチンコライバルのミライース。値段は近いが、乗り心地、燃費でアルトの方がいいためアルトの勝ち!

●ダイハツ ミライース主要諸元
・ボディサイズ:全長3395×全幅1475×全高1500mm
・車重:670kg
・エンジン:直3DOHC 658cc
・最高出力/最大トルク:49ps/5.8kgm(G“リミテッド SA III”)
・価格:86万200〜137万2800円

 ミライースはアルトと真っ向から対決するライバル車。L・SA IIIの価格は95万9200円で、アルトLの99万8800円に近い。

 アルトは乗り心地がミライースよりも快適で、WLTCモード燃費も若干優れ、アルトが優位。

【勝敗】アルトの勝ち!

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