ランディがセレナからノア/ヴォクシーに激変の衝撃! トヨタ&スズキの提携明白に!! 

ランディがセレナからノア/ヴォクシーに激変の衝撃! トヨタ&スズキの提携明白に!! 

 スズキは長らく日産からセレナをOEM供給してもらっていたが、ついに終売となるようだ。セレナ(ランディ)に代わって発売されるのが、トヨタ ノア/ヴォクシーに変更されると、読売新聞が報じた。スズキ広報部に直撃すると「お答えできません」とノーコメントだったが、一体どうなるのか!? そもそもランディってどんな人が買っているのか!?

文:ベストカーWEB編集部

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バイバイ、セレナ! スズキミニバンはこれからノア/ヴォクシーになる!?

ランディがセレナのOEMモデルとなったのは2007年から。それまでは自社製でエブリイワゴンの拡大版というイメージであった
ランディがセレナのOEMモデルとなったのは2007年から。それまでは自社製でエブリイワゴンの拡大版というイメージであった

 スズキ ランディは冒頭で述べた通り、日産 セレナのOEMモデルである。日産が軽自動車市場に参入を果たした際に、スズキからMRワゴンなどを供給していた過去も。その後日産は三菱と合弁で軽自動車を開発・販売することとなり、スズキからは商用モデルのみを供給されているという状況が続いている。

 対してスズキは自社ラインアップにない、大型モデルを日産から供給されており、それこそがランディなのだ。供給開始よりランディは一貫して5ナンバーモデルのみの展開で、現行モデルも同様。セレナ自慢のプロパイロットなどの運転支援システムを搭載しないモデルを販売しているのだ。そんなランディが終売となり、新たにノア/ヴォクシーになると一部で報じられることとなった。スズキとトヨタの関係を考えれば納得でもあるが。

ヴォクシーじゃなくノアに決定か!?

 そもそもランディって聞きなれないひとも多いハズ。そう、決して人気車種とはいえない販売台数を記録しているが、スズキのお膝元静岡県浜松市周辺ではかなりの数が走っているのだった。とくに本社や各工場の駐車場に目をやると、相当数駐車されている。聞けば、スズキ社員で家族持ちの方はランディを選ぶ人が多いとのこと。

 ただ、本家本元のセレナにはハイウェイスターなどのエアロモデルをラインアップしているが、先にも述べた通りランディは5ナンバーモデルのみの展開。それゆえにエアロ仕様を待ち遠しく思っているひとも少なからず存在するというが、果たしてどちらのモデルを採用するのだろうか。

ノアは未だに5ナンバーモデルをラインアップ。スズキの社屋や工場など関連施設の駐車場は原則5ナンバーサイズであるため、3ナンバーの車が導入される可能性は低い可能性も
ノアは未だに5ナンバーモデルをラインアップ。スズキの社屋や工場など関連施設の駐車場は原則5ナンバーサイズであるため、3ナンバーの車が導入される可能性は低い可能性も

 筆者個人の予想ではスズキに収められるのはおそらくノアのみとなると見ている。ランディは一貫して5ナンバーモデルを採用。現行ヴォクシーは全車3ナンバー。加えてエアロ仕様のみとなっている。ノアも同様となるが、こちらはエアロ仕様以外も存在するためノアが採用される可能性が高いのでは?

 いづれにしても、OEMモデルが大きく変更されるのはかなり珍しい事例だ。ここ20年近く長らくセレナをOEM販売していたが、それがノアやヴォクシーに変更となれば、スズキ社員のクルマ選びはかなり変わる可能性があるのだ!  

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