社用車? とも思わせるミニバンは、わいわい系ゴルファーにとって超便利なクルマ
ゴルファーといえば役付きのビジネスマンも多く、彼らの社用車としても人気のミニバン。最もよく見かけるのはトヨタのアルファードではあるものの、さすがに300万円では購入ができないので、条件に当てはまるもののなかでお薦めするのはトヨタのノア。
価格の縛り上、ガソリン車の選択になるので燃費はWLTCモードで15.1km/Lではあるものの、やはりその魅力は4人の乗客と4本のキャディバッグを余裕で運べる車室の広さ。
また、レーンキープアシストやクルーズコントロール、駐車場で後退する際に左右後方から接近する車両との衝突被害を軽減してくれるパーキングサポートブレーキなど、トヨタの先進安全機能パッケージ「Toyota Safety Sense」が標準装備されているので、大事な仲間や上司を乗せてワイワイとゴルフを楽しむには確かにもってこいのクルマである。
あれ、迎えに来てもらうどころか、迎えに行く前提になっとるやないかいというツッコミはさておこう。
落ち着いた大人はやっぱりセダンで、安定のロングドライブを
これまで紹介したSUVやミニバンに唯一弱点があるとすれば、それは車高が高いゆえに風の影響を受けやすく、ゴルフでは定番のアクアラインなどの大きな橋でハンドルをとられやすいこと。
それに比べてセダンは重心が低く安定性が高いため乗り心地、静粛性の観点からゆったりと運転できるのがメリットだ。さらに、ゴルフボールやシューズで散らかりがちな荷室と居室スペースが分かれているのもありがたいポイントだという。
お薦めの車種は、MAZDA3 SEDANとトヨタカローラ。MAZDA3は2022年8月に商品改良が行われ、デザイン、乗り心地ともに上位モデルMAZDA 6との差を縮めた注目車種。エレガントなデザインや質感で、どんなゴルフ場に行っても恥ずかしくない一台だ。
一方、トヨタのカローラはセダンのなかではWLTCモードで29km/Lと燃費の良さが選ばれた理由。少しグレードの高いSモデルを選ぶことで、シートやホイールデザインをランクアップして気分を上げたい。ノア同様「Toyota Safety Sense」標準装備で、クルーズコントロールや衝突被害を軽減してくれるブレーキアシストなど、安全面でも充実している。
見た目で選ぶか、はたまた燃費の良さ、積載量、あるいはロングドライブを考慮した運転支援機能で選ぶか。また、これらの条件以外にも、普段のライフスタイルや、ゴルフを仲間と楽しむのか、個人で競技思考なのかなどによっても選ぶべき車は変わってくるだろうと担当者は語っていた。それらを総合して考えながら、ぜひ自分に合った一台を見つけてほしい。
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