【カローラ VS ノート…】 何がどう変わった? 平成元年 vs 30年 日本のクルマ対決

■年間販売台数

こちらは乗用モデルが対象となる登録車と軽自動車の総販売台数で比較してみた。

自販連と全軽協の統計データによれば、1989年は725万6836台(登録車556万1594台、軽自動車169万5242台)を販売していたのに対し、昨年は523万4166台(登録車339万824台、軽自動車184万3342台)にとどまった。その差、200万台以上!

同じ車種同士で比べるとクラウンが昨年はロイヤルとアスリートで2万270台だったが、1989年は18万5877台と9倍以上も売れていた。事情は違うとはいえ……。

■販売車種ラインナップ

現在8メーカー、9ブランドから157車種が販売されているのに対し、1989年は9メーカーから135車種を販売。1989年はまだいすゞが乗用車を販売していた(※1993年には撤退)。

1989年当時のディーラーはトヨタがトヨタ、トヨペット、カローラ、オート、ビスタの5チャンネルで、現在はオートとビスタが統合してネッツとなり4チャンネルに。また、日産は日産、プリンス、チェリー、モーター、サニーの5つあったが、現在はすべてひとつに統合。

ホンダはクリオ、ベルノ、プリモの3チャンネルだったが、現在はホンダカーズに統合。三菱はギャラン、カープラザの2チャンネルだったが、現在はこのふたつが統合されている。

マツダは1989年にマツダ、アンフィニ、ユーノス、オートザム、オートラマと5チャンネル化。が、現在はすべて統合されている。スズキはカルタスとスズキの2チャンネルあったが、カルタスがアリーナに再編成された後、ひとつに集約された。

*   *   *

 いかがだっただろうか。

ちなみに1989年当時、日産マーチの最廉価グレード、3ドアハッチバックのi・Zは70万3000円。現行マーチの最廉価グレード、1.2Sは115万1280円。ほかのモノと比べると、どうもクルマの高額化が激しいような気がする……。

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!