【番外コラム02】大幅コンセプトチェンジで成功したクルマ・失敗したクルマ
三菱のデリカスペースギアはアウトドアレジャー好きを魅了したものの、販売はそれなりだった。流れが変わるのは2007年のモデルチェンジだ。車名を「デリカD:5」と変え、乗用車用プラットフォームを採用するとともにボクシーなルックスに変身。
また、アウトランダーから電子制御4WDなどのメカニズムを譲り受け、走りを大幅に洗練させることに成功した。ロングヒットを飛ばし、登場から12年目にフェイスリフトを敢行。ディーゼル車だけに絞ったら再び人気上昇するなど、三菱にとっては救世主とも言える売れっ子である。
車名とデザインを変え、先代のイメージを消して大成功を収めたクルマの代表が、ダイハツの新世代ロッキーとトヨタの兄弟車、ライズだ。RAV4の弟分のイメージで売り、大ヒットを飛ばした。
失敗して信用を失ったのはホンダのインサイトだ。ハイブリッド車の先駆けとして登場し、プリウスと張り合った先代はそれなりの実績を残している。美しいセダンボディの3代目は、ホンダが意気込んで送り出した。が、シビックe:HEVが登場するや低迷を理由に販売終了。ファンの期待を裏切る結果に!!(TEXT/片岡英明)
【画像ギャラリー】分かりやすい変化だけが進歩するってことなのかい!? キープコンセプトという名の「進化」を見よ!!(22枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方分かってないなぁ
N-ONEはこのデザインの評価が高かったからあえて変えなかったんだよ
顔違いのN-ONEって、それはもうN-ONEじゃないから
カスタム系とかはN-WGNに任せれば良い
そもそも目標月販が2,000台だしホンダも多く売ろうとは思っていないでしょ