ドアハンドルで「バチン!」冬場に静電気を防ぐ簡単な方法

簡単に静電気を除去する方法 その1「地面を両手でタッチ」

 クルマのドアハンドルでの「ビリッ」を防ぐ、もっとも手軽な方法としては、クルマのドアハンドルに触れる前に、両方の手のひらで地面にぱっと触れることです。これで、身体に帯電した電気を放電することができます。手のひら全体で地面にさわることで、広い接触面積で放電がなされるため、痛みは感じません。

 地面ではなくとも、コンクリートの塀や壁、木などが近くにあれば、それらでもOK。道具も準備もいらない、最も手軽で確実な方法です。

手軽で効果的なのは、近くにあるコンクリートの塀や壁、木などに触れて、身体に帯電した電気を放電してしまうこと(PHOTO:Adobe Stock_7maru)
手軽で効果的なのは、近くにあるコンクリートの塀や壁、木などに触れて、身体に帯電した電気を放電してしまうこと(PHOTO:Adobe Stock_7maru)

簡単に静電気を除去する方法 その2「手をパーやグーにしてドアハンドルを叩く」

 静電気が「バチン」となるのは、電気が一箇所から一気に放電するため。なので、ドアハンドルに指をかける前に、手をパーやグーにしてクルマに触れることで、手全体で電流が分散され、「バチン」となることを防ぐ(もしくは軽減)ことができます。地面にしゃがみ込むのが面倒、という方は、こちらの方法がおすすめ。

 近年は、スマートキーが普及しているため、クルマのキーを出すことはないかもしれませんが、キーを出す必要があるタイプのクルマであれば、手に持ったキーでクルマに触れてからドアハンドルに触ると、バチンとなるのがキーの先端部になるため、手への衝撃を軽減することができます。

手に持ったキーでクルマに触れてからドアハンドルに触ると、バチンとなるのがキーの先端部になるため、手への衝撃を軽減することができる(PHOTO:Adobe Stock_komta)
手に持ったキーでクルマに触れてからドアハンドルに触ると、バチンとなるのがキーの先端部になるため、手への衝撃を軽減することができる(PHOTO:Adobe Stock_komta)

簡単に静電気を除去する方法 その3「クルマに静電気除去シートを貼っておく」

 クルマのドアに静電気除去シートを貼っておき、ドアハンドルに触れる前にそこで放電してしまう、というのも手軽でおすすめ。マグネットタイプやシールタイプなどさまざまありますが、シールタイプのものも、簡単に貼り直しができるものがあるようなので、冬の間だけ貼っておくということもできるようです。効果のほどはグッズにもよりますが、軽減はされるようです。

簡単に静電気を除去する方法 その4「静電気軽減ブレスレットを着ける」

 静電気軽減ブレスレットは、近年さまざまなデザインのものが登場しており、身に着けるだけで対策ができることから、取り入れやすいアイテムだと思います。選ぶ際に気を付けたいのは、導電性素材がたくさん使われているか、ということと、サイズ調整が可能か、ということ。導電性素材が少なければ効果は薄くなりますし、肌に密着していなければ、そもそも効果を発揮できません。デザインに気を取られがちですが、効果がなければ意味がないので、そのあたりをしっかりチェックして購入してください。

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 ほかにも、革製の手袋をしたり、ハンドクリームを塗る、なども有効。冬は、洋服を自然素材のものだけにするのは難しいかもしれないですが、インナーだけでも綿素材にすることで、多少の効果があるようです。参考になれば幸いです。

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