大雪から命を守れ! 警報が今後も予想されるなか立ち往生する前にドライバーは何をどう準備すべきか!?

■EVは大雪予想前にフル充電が鉄則!

雪に弱いといわれるEVはあらかじめフル充電をすませ、対策しておきたい。寒さ対策に電気毛布も用意しておこう(scharfsinn86@AdobeStock)
雪に弱いといわれるEVはあらかじめフル充電をすませ、対策しておきたい。寒さ対策に電気毛布も用意しておこう(scharfsinn86@AdobeStock)

6.電気自動車は大雪に弱いと言われる。これまた大雪が予想される区間に入る前にフル充電しておく。同時に24時間の通行止めに遭遇することを想定し、最近出回っている携帯型電源を積んでおくと便利。電気毛布を10時間くらい稼働させられる小容量のタイプで充分だ。電気自動車のヒーターで暖を取るとあっという間に電気はなくなるが、小容量の電源さえあれば、電気毛布で快適です。

7.もうひとつ重要な”武器”が雪用のスコップ。経験上、これを持っているのと持っていないのとで天国と地獄ほど違う。大雪降ると後述の通り一定の時間毎にクルマの回りの雪かきをしなければならないが、雪用のスコップさえあればあっという間に終わる。道具無いと時間掛かる上、冷たい、しびしょ濡れになってしまう。2000円くらいで買えるのでぜひ常備しておきたい。なるべく大きいモノを。

8.大雪に遭遇しても、ノロノロ走行であれ、停止を含む渋滞であれ、動いていれば何の問題もなし。クルマは動いていればすべての機能が稼働しており、暖かくて快適な心強いシェルターになってくれる。電気自動車は前述のとおり、ヒーターを切って電気毛布を使う。また、窓の曇りを防止するためのケミカルを積んでおくこと(普段も使えます)。私は基本的に電気自動車で暖房を使わない(笑)。

9.完全に通行が止まってしまったらサバイバル戦になる。凍えないことと、停滞した車内による諸中毒対策が必要に。密閉された空間になると、一酸化炭素も二酸化炭素も酸素濃度も危険な状態になりがち。身体をほぐす運動を兼ね、雪の降り方によっては雪かきをしたい。ドア周辺と、テールパイプと、ボンネット回りの雪を排除すること。「一生に何度もあることじゃない」と考えて苦難を楽しめたら最高だ。

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