突然の雪でもノープロブレム!? 自動車評論家が初のオールシーズンタイヤ装着!!

■スタッドレス履きっぱなし作戦もアリ!

 オールシーズンタイヤ以前は、「スタッドレス履きっぱなし作戦」を実行していた。

 もちろん万人には薦めません。雪国のドライバーには、「冬はブリザック」というブリザック信者も多いことでしょう。安心は何物にも代えがたいのであります。

 ただ、現在のスタッドレスタイヤは、昔に比べると長足の進歩を遂げている。

 サマー路面での性能も驚くほど上がり、銘柄によっては、耐摩耗性でサマータイヤとほとんど差がなくなった。常識が変わっているのだ。

 具体的には、アクアでピレリのスタッドレスを、ランチアデルタでミシュランのスタッドレスを履きっぱなしに。加えて友人がダンロップでも実行。

 数年前のテストだが、摩耗はピレリで1万kmあたり約1.5ミリ、ミシュランとダンロップで同1ミリ弱だった。

 ミシュランやダンロップなら、雪道使用の限界である50%摩耗まで、履きっぱなしで約5万km持つ計算だ。

雪道でもドライでも、ミシュランやダンロップのスタッドレスタイヤは性能的に満足できた
雪道でもドライでも、ミシュランやダンロップのスタッドレスタイヤは性能的に満足できた

 もちろん雪上性能は充分。真夏のドライ性能も、エコ系のサマータイヤと区別が難しいレベルだった。ちなみにミシュランXアイスの速度記号は「H」。時速210キロまでOKということだ。

 スタッドレス履きっぱなしと聞くと、「夏、バーストするんじゃ?」と思う人もいるだろうが、210キロまで出せるタイヤが、暑いだけでバーストするはずがない。技術は日進月歩なのです!

【画像ギャラリー】タイヤ変われば心の余裕も変わる!!? タイヤ履き替え作戦をギャラリーで見る(4枚)画像ギャラリー

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