■吉川賢一氏の評価は?
外観は、腰高の野暮ったさがなくなり、モノフォルムを活かした斬新なスタイルで、素直に「欲しい!!」と思う仕上がり。先進性は薄れたがまっとうなデザインとなったインテリアもよい。心配だった後方視界も問題なかった。
エンジンの存在が思いのほか大きく、加速時に心地よい音を聞かせてくれたのも気に入った(2.0HEV)。
走りも、幅細大径インチタイヤで性能ダウンなんて微塵も感じない出来のよさ。乗り心地は別のシチュエーションでも確認したい。値上がりで若干コスパは落ちたが、見事な変身を遂げたプリウスに賛辞を送りたい!!
●吉川氏による新型トヨタ プリウスの進化度採点簿(※先代を100とした場合の進化度)
・エクステリアデザイン……200
・インテリアの質感……120
・先進的テクノロジー度……100
・パワートレーンの評価……120
・操縦性能の評価……160
・乗り心地の評価……100
・コストパフォーマンス……80
・総合進化度……150
●新型トヨタ プリウス諸元(G E-Four)
・全長×全幅×全高:4600×1780×1430mm
・ホイールベース:2750mm
・車重:1400kg
・エンジン:直4、2L+モーター
・エンジン出力/トルク:152ps/19.2kgm
・モーター出力/トルク:F113、R41ps/F21.0、R8.6kgm
・価格:342万0000円(価格帯:299万~392万円)
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