若者ウケを狙ったカローラシリーズ初のSUV「カローラクロス」。ハイブリッドあり、ラゲッジルームも広く、トヨタセーフティセンスは全車標準装備!! オススメはあえて17インチを履いたSグレードだ。
※本稿は2023年3月のものです
車両解説/諸星陽一、お薦めグレード/渡辺陽一郎
値引き&納期情報/遠藤 徹、写真/TOYOTA、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年4月10日号
■トヨタ カローラクロス車両情報
・デビュー:2021年9月
・マイナーチェンジ:―
・価格帯:199万9000~319万9000円
・目標値引き:20万円
・納期:受注停止中
・衝突軽減ブレーキ:人・自転車
・ACC:あり(停止まで)
・サポカー:サポカー・Sワイド
・WLTCモード:26.3km/L(HEV)
■実用的でちょうどいいサイズ感
カローラとしては初となるSUVで、かなり若い世代を狙ったモデル。ボディサイズは全長4490mm、全幅1825mm、全高1620mm。シートは2列で5名定員となる。1.8L直4のNAエンジン(140ps)搭載モデルはFFのみ。
ハイブリッド用エンジンは同系列の1.8L直4(98ps)だが、制御が異なるため出力にも差がある。ハイブリッドはフロントにモーターを組み合わせたFFと、リアに7.2psのモーターをプラスした4WDも設定されている。
定員乗車時のラゲッジルーム容量は487L。リアシートを折りたたんだ際には1885mmの奥ゆきとなり、アクセサリーのラゲージアクティブボックスでフラットにすれば車中泊も可能。
レーダークルーズコントロールなどがセットとなったトヨタセーフティセンスは全車標準装備されている。
●お薦めグレード:ハイブリッドS(275万円)
18インチタイヤは乗り心地が硬く、グレードは17インチを履いたSがお薦め。パワーユニットはハイブリッド。NAエンジンとの価格差が35万円で、税金も安く実質価格差は25万円だ。
●カローラクロス ハイブリッドS(FF)
・全長×全幅×全高:4490×1825×1620mm
・ホイールベース:2640mm
・車両重量:1410kg
・最小回転半径:5.2m
・最低地上高:160mm
・エンジン:直4、1.8L+モーター
・エンジン出力:98ps/14.5kgm
・モーター出力:72ps/16.6kgm
・トランスミッション:電気式無段変速
・WLTCモード燃費:26.2km/L
・価格:275万円
コメント
コメントの使い方あのフワフワした感じを一般的には「乗り心地が良い」と表現されるんですね。
めちゃくちゃ酔うので私は無理でした…
試乗しましたが、デコボコ路面を通過した時に他の車よりフワフワして酔いそうでした。
カローラクロス+フワフワで検索したら、ここにたどり着きました。
トヨタは真ん中グレードが買い得なパターンが一番多いですよ。
他メーカーは最上クラスや上位エンジンでないと選べない装備があるのが一般的ですが、トヨタは最廉価版以外は選べる車が多いので十分な装備のまま価格抑えられる。
もちろん、パワーにこだわらず経済性を優先するなら、ですけどね。プリウス以外のPHEVや2.4デュアルブートは過激な代わりに高額。