日産 エクストレイル買うなら断然4WD!!　でも中級グレードがオススメなワケって!?

　日産の人気SUVであるエクストレイルは2世代目e-POWERとVCターボ採用で大幅進化!! さらに4WDモデルのe-4ORCEは細かい制御のおかげで安定感抜群の仕上がりだった。

※本稿は2023年3月のものです
車両解説／諸星陽一、お薦めグレード／渡辺陽一郎
値引き＆納期情報／遠藤 徹、写真／NISSAN、ベストカー編集部
初出：『ベストカー』2023年4月10日号

■日産 エクストレイル車両情報

・デビュー：2022年7月
・マイナーチェンジ：―
・価格帯：319万8800～449万9000円
・目標値引き：20万円
・納期：提示なし
・衝突軽減ブレーキ：人・自転車
・ACC：あり（停止まで）
・サポカー：Sワイド
・WLTCモード：18.4km/L（HEV）

■第2世代e-POWERで大きく進化

　初代は2000年に登場。現行モデルは2022年にフルモデルチェンジした4代目で、全長4660mm、全幅1840mmのDセグメントSUVである。シートは2列で5名定員が基本だが、3列7名定員モデルも用意される。

　従来モデルはNAエンジンも設定されたが、現行モデルはすべてe-POWERと呼ばれるシリーズハイブリッドのみとなった。

　その現ハイブリッドシステムに採用されたエンジンは、国内初となる可変圧縮比システムを採用した1.5L直3ターボで144psを発生。これに204psのモーターが組み合わされて駆動する。

　4WD車ではリアに136psのモーターが追加され、4WDの制御はe-4ORCE（イーフォース）と呼ばれる緻密な制御でコントロールされる。

　標準仕様のほかカスタマイズされたオーテック、エクストリーマーXも設定される。

●お薦めグレード：X e-4ORCE（379万9400～393万300円）

　全車ハイブリッドのe-POWERを搭載。駆動方式は後輪を専用のモーターで駆動する4WDのe-4ORCEを選ぶ。走行安定性と悪路走破力が向上する。グレードは中級のXが買い得だ。

●エクストレイル X e-4ORCE（4WD）
・全長×全幅×全高：4660×1840×1720mm
・ホイールベース：2705mm
・車両重量：1880kg
・最小回転半径：5.4m
・最低地上高：185mm
・エンジン：直3、1.5Lターボ＋モーター
・エンジン出力：144ps/25.5kgm
・モーター出力：F：204ps/33.7kgm　R：136ps/19.9kgm
・トランスミッション：―
・WLTCモード燃費：18.3km/L
・価格：379万9400円（2列席）