世界中で販売している日本メーカーのクルマに目を向けると、「日本でも売ってほしい」と感じるモデルが多数ある。そこで、日本販売のラインナップに加えてほしい、世界各国で販売されている日本メーカーのクルマを大公開!!
※本稿は2023年4月のものです
文/大音安弘、写真/ベストカー編集部、トヨタ、日産、ホンダ、三菱自動車
初出:『ベストカー』2023年5月10日号
■日本では消えた名車も海外では現役!!
海外専売車は、国内向けとは異なる車種が多い。例えば、シティはフィットよりもひと回り大きい小型車として、世界中で活躍。また小型車では、上質さや防犯面からセダンのニーズも高い。またスターレットのようなOEMもある。
サファリこと、パトロールも世界じゃ現役バリバリ。北米向けアルマーダとインフィニティQX80と基本を共有し、いずれも日本で製造されるため、SUVブームの今、国内復活が望まれる。
■トヨタ
・スターレット(南アフリカほか・日本導入期待度:★3)
2020年よりアフリカ向けとして開発されたスズキ バレーノのOEM車。2022年8月にベースのFMCで、新型に変更。デザインだけでなく、現地事情に合わせてパワートレーンも異なる。
・ヤリスセダン(メキシコほか・日本導入期待度:★4)
新興国向け専用開発車の小型4ドアセダンで、日欧ヤリスとの共通性はなし。最新型は、トランクが短い4ドアクーペスタイル。1.5L直4エンジンで、5速MTとCVTを設定。
■日産
・パトロール(南アフリカほか・日本導入期待度:★5)
海外専売となった日産のフラッグシップSUV。現行型より大排気量ガソリンエンジンを搭載した5ドアのみに集約し、独立懸架に。一部地域では、国内販売された先代も継続中だ。
・NP200(南アフリカほか・日本導入期待度:★3)
南アフリカ製サニトラ「1400バッキー」の後継となる小型トラック。ダチア・ロガンピックアップがベースで、現地日産が生産。1.6Lガソリンと1.5Lディーゼルが選べるFF車だ。
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