車名にWRXの名がつくとつい「マニュアルでガツガツ走れる!」と連想してしまうがCVTしかラインナップされていないWRX S4。そのせいか月平均の販売台数は328台と少なすぎる……コテ入れ策を考えてみた。
※本稿は2023年4月のものです
文/ベストカー編集部、写真/SUBARU、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年5月26日号
■こんなクルマ&発売後の概況
スバル伝統のWRXのDNAが流れる、世界最高峰の4WDスポーツセダン。8速分割機構を持つCVTのみの設定。走りは高く評価されているけど……この台数は寂しい。価格がちと高いというのが影響しているのか? ここはもうベストカー編集部がテコ入れ策を語るしかない!
■このクルマのテコ入れ策
スバル車の魅力である、水平対向エンジンを基礎技術としたシンメトリカルAWD。当然WRX S4にも採用されており、走りの評価は高い。
にもかかわらず販売いまいちということは、ユーザーがスバルに、いやWRXという名に見ているイメージと、実際の車両との間に差があるということなのかもしれない。
であるならばその差を埋めてやればいい。というわけでやるべきは、ミッションの選択肢にMTを加えることだ。何も難しいことはない。なんせ北米には2.4Lターボ+6速MTの組み合わせが用意されているのだ。これを入れてやれば「WRXといえばスポーツだろ」というユーザーのイメージに合致する。
さらに6速MT車はブラックフェンダーをボディ同色にするなど差別化してやれば、スバリストは狂喜乱舞。販売台数も爆上がり確実だ!?
(編集部)
●スバル WRX S4(GT-H EX)主要諸元
・全長×全幅×全高:4670×1825×1465mm
・パワーユニット:水平対向4、2.4Lターボ(275ps/38.2kgm)
・WLTCモード燃費:10.8km/L
・価格:400万4000~482万9000円
コメント
コメントの使い方車の重さが更に増え、車は以前より加速しないし、減速もできない。競技ではGRヤリスと戦う土壌は同じものの、今まで培った経験値でなんとか互角に走れているだけで、ドライバーへの負担は相当なもの。スポーツセダンと言えても、スポーツカーではなくなってしまったWRX。スバルではシビックタイプRは同じカテゴリーではない、と言われましたけど、WRXがちょっと道を外し始めているような。車としては良いのでしょうけど。
高い、それだけだろ。
個人的にはCVTしかないのは別に問題ない。
見た目が好きじゃない。レヴォーグもそうだけど、特にヘッドライトが気に入らない。
先代の方が断然かっこいい。
アイサイトがMT対応してないから出せないだけ。
北米はトランプが自動ブレーキ義務化に参加しなかったから出せるけど、日本は自動ブレーキ搭載しないと販売できない。
かと言って、今更CVT専用で開発されたアイサイトのMT対応に大金出しても開発費を回収できんし。
スバルはMT用のアイサイト持ってるぞ。BRZのMTに載せて2023の秋に市販予定。
明らかに目の離れたぶちゃ顔の新しいデザイン言語のせいじゃないかな?MTにしても売れないと思うのだが。
BRZに続き、これからMTが設定されていくと思いますので、それで判断したいですね。
最初は待ちに待ってた層が飛びつきますから、一年後くらいに記事が正しかったか判明するはず。売れて欲しい・・!
私はスバルだけで買ってきたの二十台を越えてますよ。現在所有も他社含めて台数あるので、MT出たとして何と入れ替えるか・・。
ネットでは 自称可能な コレクター
コテとテコが判らんのか…それはそうと、スバルはホイールベースが短い(いわゆる短足)車が多過ぎる。レヴォーグなんかもだし、このWRXも真横から見てらんない。小さなシャシーしか持ってないの?
VBHは、CVTだから売れないということだけではないと思います。
価格・ボディサイズ・排気量・車重・デザイン・変速機と、かなり問題有りと思います!
一番は、デザインとMTかもしれないけど何より価格が高過ぎる。不要な物をてんこ盛りにして価格を上げて売れると思ってるのかとメーカーに問いたいですね。
>不要な物をてんこ盛り
たとえばこのS4ではどんな物が不要な装備になるとお考えですか?
ぜひ意見をお聞かせください
電子制御ダンパー等は特にいらない装備!
あっても、興味がある人以外は設定変更すらしない。
こういった装備は、全てのグレードで選択出来れば価格も下がる。
それ以外は、ボディの大きさ!