マツダのロードスターはカツカツを卒業したオトナにこそ似合うスポーツカー
ロードスターはスポーツカーに分類されるにもかかわらずカツカツ走らなくても楽しめる、国産車では唯一無二の2シーターライトウェイトオープンスポーツモデル。
その人気の高さは昔も今も変わることなく、2000年5月に樹立した2人乗り小型オープンスポーツカー生産累計世界一や、2016年4月に樹立した累計生産100万台などの偉業達成はロードスターの勲章ともいえる。
現行モデルはマツダのスカイアクティブ技術とデザインテーマの魂動を採用した新世代商品第6弾として2015年4月に登場したが、その大きな魅力として真っ先にクローズアップさせていただきたいのはエクステリアデザイン。
低くて短いフロントのオーバーハングと人を中心に配置したコンパクトなキャビンがつくり出す乗る人の姿が引き立つ美しいプロポーションは、デビューから8年以上が経過した今なお色褪せることはない。
ロードスターといえば人馬一体を体感できる走りの良さも特筆点だが、今回のテーマにおける注目点は走り一辺倒ではない“大人のためのスポーツカー”を意識したグレードや特別仕様車の展開にある。
レザーシートを採用したカタログモデルのSレザーパッケージやエレガントなピュアホワイトを採用したレザーシートを装備するSレザーパッケージ ホワイトに加え、Sレザーパッケージをベースに温かみのあるブラウン幌とテラコッタ内装で仕上げた特別仕様車のブラウントップなど、所有欲を高める多彩なラインナップもまたロードスターのロードスターたる所以なのだ。
自動車業界の桜前線は今なお日本列島を席巻中!? 日産のサクラは年中満開です!
国内のあらゆる賞を総なめにして、“国産車市場2022年の顔”となったといっても過言ではないサクラ。その最大の特徴は、EV(電気自動車)でありながら200万円代のプライスを実現したことにある。
というのも、各社から矢継ぎ早に発売され始めたEVではあったが、車両本体価格はまだまだ高いのが実情だったことからEVをまったく身近に感じられない……という人が大半だった。
しかし、サクラは軽自動車としては高価ながらも、EVらしからぬ254万8700円~304万400円という価格帯で登場。しかも、国や自治体の補助金やエコカー減税などを活用すれば120万円弱(東京都在住の場合)の優遇を受けることもできるため、イマドキの軽自動車と価格的に大差なしといった状況にあるのだ。
とはいうものの軽自動車規格のサクラはバッテリー容量が小さく、1回のフル充電で走行可能な距離も180km(WLTCモード)と短め。普段のアシとして使うのであればさほど心配ないが、遠出の際には不安を覚えるという人は多いはず。
しかし、これを逆手にとって頻繁に行わなければならない充電時間をティータイムなどに充てるなどすれば、それこそまったり・ゆったりでき、これまでとは違ったのんびりドライブを楽しむことができるハズ!
EVならではの静粛性、大人が乗っても快適な広い室内空間、プロパイロットによる運転支援、駐車時の操作を自動で制御するプロパイロットパーキングなど魅力的な装備も満載のサクラ。
いざとなれば、軽ガソリンターボ車の約2倍という最大トルクによる鋭い加速性能で爽快な走りも披露してくれるのだから、サクラって頼もしい相棒だと思わない?
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