スバルのスポーツツーリングワゴンである「レヴォーグ」。現行モデルは2020年に登場した2代目であり、2020-2021の日本カー・オブ・ザ・イヤーも獲得するなど、国産車の中でも群を抜く完成度の高さが魅力のモデル。「いいって聞くから、乗ってみたいけど、実際に買って乗るのはちょっと…」とためらっている人も多いのではないだろうか。
そんな人におすすめしたいのが、「高年式を中古で買って、数年で手放す」というやり方。現行レヴォーグの中古車価格は高い傾向にあり、価格が高いということは当然リセールもいい。もちろんコストはそれなりにはかかるのだが、現行レヴォーグは、カーライフコスト・パフォーマンス(買値から売値を引いた金額)がかなり高くなる、おすすめのモデルのひとつなのだ。現行レヴォーグの中古車購入のポイント、そして手放す際のコツをご紹介しよう。
文:吉川賢一
写真:SUBARU
先代から大幅に進化した、現行レヴォーグ
現行レヴォーグは2020年10月に登場。スバルグローバルプラットフォームを基軸に、フルインナーフレーム構造と、構造用接着剤の塗布長拡大などによって車体剛性を向上(ねじり剛性は初代比でなんと44%も増加)したほか、新採用の2ピニオン式電動パワーステアリングと、サスジオメトリ改良(マスオフセット低減)したことなどによって、先代である初代レヴォーグとはとは次元の違う走りを実現するなど、大幅に進化し、話題となったモデルだ。冒頭でも触れたように、2020-2021の日本カー・オブ・ザ・イヤーも獲得している。
現行レヴォーグで大いに話題となったのが、高度な運転支援技術「アイサイトX」だ。コーナー前での自動減速や、アクティブレーンチェンジアシスト、50km/h以下での渋滞時ハンズオフアシスト、料金所前速度制御(25km/h程度まで自動減速)、そして渋滞時の自動再発進も備わる(待機時間は10分とのこと)。アイサイトXを搭載しない標準グレードでも、アイサイトVer.3ツーリングアシストが標準搭載されており、ひと通りの運転支援は備わる。これほどの完成度の国産ステーションワゴンが国産車であることは、非常に誇らしい。
コメント
コメントの使い方先代レヴォーグを買って乗りつぶすのがいいと思う
アイサイトとか着いていて、今の新車並みに使えるよ