【RAV4、CR-V、シビック…】急増する復活車名それぞれの事情と目論み


■エクリプスはSUVで復活!! エクリプスクロスは成功か?

 かつてのエクリプスはスポーツクーペだったから、SUVのエクリプスクロスが復活したとはいえないが、運転の楽しさを追求するコンセプトは似ている。エクリプスのSUV版がエクリプスクロスだ。

 全幅は1800mmを若干超えるが、全長は4405mmに収まり、峠道では機敏に良く曲がってスポーティな運転感覚を味わえる。

ランエボの4WD技術を継承したエクリプスクロス。単なるSUVとは思えないような挙動も見せるが、まだまだ日本市場ではマイナーか?

 後席を含めて居住性にも余裕があり、外観のカッコ良さ、運転の楽しさ、ワゴンの実用性というSUVの魅力をバランス良く両立させた。

 エンジンは充分な動力性能を発揮する1.5Lターボが搭載され、2019年5月になると、デリカD:5と同じ2.2Lのクリーンディーゼルターボを搭載したグレードも加わる。

 SUVとあって三菱のブランドイメージを高める役割も果たしており、商品として成功している。

■ホンダシビックはクルマのよさでファンを頷かせる??

 シビックはホンダの基幹車種だったが、2000年に登場した7代目は、3ドアハッチバックの日本仕様を廃止した。

 国内では5ドアハッチバックとセダンをそろえたが、2001年に登場した初代フィットが絶好調で売れたこともあり、販売を低迷させた。

 2005年発売の8代目は3ナンバーサイズのセダンのみになり、売れ行きは一層落ち込んだ。その結果、シビックは2010年に国内販売を終えた。

現行シビックは走りは非常に質感が高い。かつてのシビックのイメージとは趣が異なるものの、走りのよさはきちんと継承している

 海外専用車になったが、セダンを国内の寄居工場で生産するようになったことを切っ掛けに、ハッチバックとタイプRはイギリス工場製を輸入して、シビックが復活した。

 売れ行きは堅調で、ホンダは身勝手なシビックを見捨てなかったユーザーに感謝せねばならない。

 ボディは大柄で価格も安くないが、走行安定性と乗り心地のバランスは良い。

 フォルクスワーゲンゴルフなどの欧州車に比べると直進安定性は見劣りするが、峠道などでは日本車らしい軽快感を味わえる。

 そして1.5Lターボのハッチバックにも6速MTが用意され、若い頃に往年のシビックを乗り回したユーザーには嬉しい。大人に成長したシビックファンに相応しいクルマに仕上げた。

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