国土が狭けりゃ道路も狭いわがニッポン。大通りはスイスイ走れても、ちょっと狭い裏道に入るとただ走るにもひと苦労。ここでは、全長4500mm未満のコンパクトなSUV&クロスオーバーの中から、コスパにすぐれた5台をチョイスした!!
※本稿は2023年5月のものです
文/渡辺陽一郎、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2023年6月10日号
■SUV&クロスオーバーはコンパクトが人気!!
今はSUVの人気が高く、小型/普通乗用車の新車販売で30%近くを占めている。なかでも全長が4500mm未満のコンパクトSUV&クロスオーバーは好調。外観にSUVらしい存在感があり、居住性や積載性も優れ、価格は割安になるからだ。
■居住性に優れるコスパ王
その代表が推奨度で1位のヴェゼルだ。全長は4330mmと短いが、車内は広い。後席の足元空間は、前後方向の余裕がハリアーと同程度で、大人4名が快適に乗車できる。内装も上質だ。燃料タンクを前席の下に搭載したから、後席は小さく畳めて大容量の荷室に変更できる。
2位はクロストレックだ。最低地上高を200mmに高めて悪路のデコボコを乗り越えやすく、全高は1600mm以下だから、重心が低く走行安定性にも優れる。雪道や悪路から峠道、高速道路まで、優れた走行性能を発揮する。
後席の足元空間はフィットと同様に広く、4名で乗車しても快適。価格はツーリングの4WDが288万2000円に収まる。
■道を選ばない小さな相棒
3位はジムニー。軽自動車だが、初代モデルを1970年に発売して以来、後輪駆動をベースにした本格的な悪路向けの4WDシステムを搭載する。駆動力を高める副変速機も備わり、小さくて軽いボディは、曲がりくねったデコボコの激しい林道に最適だ。
日本で購入できるSUVでは、悪路走破力が最も高い。優れた悪路性能を備えながら、価格は最上級グレードでも200万円以下に収まる。コスパよしだ。
コメント
コメントの使い方ヴェゼルってほんとあのCMのイメージ、最高にチルってるんだよな。分からない奴は死ぬまで分からない。人のセンスって十人十色なんじゃくて、単に優劣の問題だってはっきり分かんだね