安いハイブリッド車が欲しいなら迷うな!! もう「プロボックス」しかないって! マジで購入したい3つのメリットとは?

安いハイブリッド車が欲しいなら迷うな!! もう「プロボックス」しかないって! マジで購入したい3つのメリットとは?

 プロボックスは車両価格が安い、隠れたハイブリッド車だ。しかも最廉価グレードのGX(ハイブリッド)はなんと179万円でトヨタハイブリッド車が手に入る。4ナンバー車のプロボックスは毎年車検だが実はそんなにお金がかからない。これはもう購入に値するクルマなのだ!

文/清水草一、写真/ベストカー編集部

■高額な新型アルヴェルが売れまくる現在だが……

2023年6月21日に発表された新型アルファード/ヴェルファイア。先代モデルより高額になったのだが、デビューから販売絶好調だ
2023年6月21日に発表された新型アルファード/ヴェルファイア。先代モデルより高額になったのだが、デビューから販売絶好調だ

 新型アルファード/ヴェルファイアは、予約開始日に1年分の受注が完了してしまったが、驚いたのは価格の高騰ぶりだ。なんと先代より100万円くらい高くなって、最低540万円、最高872万円とな! 

 872万円も出せば、10年前なら楽勝で中古フェラーリが買えた。そんなクルマがバカ売れとは! 世の中、そんなにお金がザックザク余っているのか? 不思議でしょうがない。

 個人的な話で恐縮だが、私は「実用車は300万円まで」と決めている。乗れば乗るほど下取り価格が下がる実用車に、そんな高いお金をかけるつもりは毛頭ない。そんなカネがあったらフェラーリに買い換えるわ! という思考回路なのである。

 世の中、高いクルマほど人気が爆発するような風潮で、まるでバブル期みたいだ。時代の波に乗って高いクルマを買うのもイケイケで楽しいが、どこか反発したくなる気持ちもある。

 こんな時だからこそ、徹底的に質実剛健な実用車に乗り、新型アルファードに対して「ケッ、無駄なゼイタクしやがって」と毒づいてみたくなる。今日び、そんなクルマが残っているだろうか。

■我々にはプロボックスがあるじゃないか!

プロボックス/サクシードのマイチェンモデル(左)と前期型モデル(右)
プロボックス/サクシードのマイチェンモデル(左)と前期型モデル(右)

 ある。プロボックスだ。

 現行プロボックスが登場したのは2002年。なんと21年も前のことだ。21年も経っているのに少しも古びないのは、最初から古びていたから……ではなく、最初から虚飾を捨てた色即是空の世界にいたからだろう。その3つのすばらしさを列挙してみよう。

■何よりプロボックスは安い!!

プロボックスのハイブリッドGXは179万円というトヨタハイブリッド車のなかで最安のモデルとなる
プロボックスのハイブリッドGXは179万円というトヨタハイブリッド車のなかで最安のモデルとなる

 プロボックスの第一の魅力は、価格の安さだ。21年前、最廉価グレード(1.3DX)の新車価格は139万円だった。現在残念ながらDXは廃止されているが、それでも「1.3G」が149万円! 安いッ!

 2年前に追加された「ハイブリッドGX」は179万円。これまた、トヨタのフルバイブリッド搭載モデルとしては最も安い。こっちはなんと、従来のハイブリッド最廉価グレード「GL」より、17万2000円値下げされた。

次ページは : ■プロボックスは維持費が安いのも魅力的なのだ!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!