■プロボックスは維持費が安いのも魅力的なのだ!
多少装備が省かれたが、フロント時間調整式間欠ワイパーとか、なくても特に困らない装備が4つ省かれただけで、実用上まったく問題なく、実質的には単なる値下げだった。スゲエッ! アルファードの真反対じゃん! カッコイイ!
似たような(?)5ナンバーステーションワゴンのカローラフィールダー(先代の継続販売モデル)は、ハイブリッドが233万円もする。それより50万円も安いんだからプロボックスはスゲエ。
プロボックスはランニングコストも安い。4ナンバーの小型貨物なので、5ナンバー車に比べて、税金や保険の面でかなり優遇されている。自動車税、重量税、自賠責保険を合計して同クラスの5ナンバー車と比べると、プロボックス(4ナンバー)は2年間で3万5000円程度安くすむ。
これまた安いッ!! ここまで安いとカッコイイ!! 車検は毎年だけど、それでお金が余計にかかることはほとんどない。
■プロボックスは実用性も満点!
これはもう、商用ライトバンなのだからアタリマエと言えばアタリマエだが、乗用車しか知らない者にとっては、驚愕の実用性である。
荷室はかぎりなく広い。リアシートを前に畳めば恐ろしいほどの荷物が積める。リアシートはヘッドレストのない簡易型(ただし、1.5LのFグレードにはヘッドレストあり)が主流で、足元にも余裕はないが、「後席は緊急用&子供用」と割り切れば何の問題もない。
サイズは純然たる5ナンバー。軽ほど小さくはないが、乗用車(商用車ですが)としてはかなり小さい。全長4245mmは、コンパクトハッチバックよりは長いけど、タイヤが細くて小さいので、最小回転半径は4.9m。ヤリスとほとんど変わらない。
そして何より、プロボックスは使い倒せる。多少擦ろうが何しようが気にならない。むしろ傷があったほうがカッコいいような、ガテンな雰囲気がある。わざわざボコボコにして乗りたいくらいだ。
運転席周りには、紙パック飲料が入る巨大カップホルダーや、スマホホルダーなど、乗用車ではお目にかかれない超実用的な装備が標準だ。スマホホルダーは、相変わらず上部しか見えない形だけど、下のほうにゴミでも詰めてかさ上げして、ナビとして使ってください!
■そしてプロボックスはカッコイイ!!
アルファード的なイケイケオラオラなクルマが大人気なのと並行して、ハイエースのような商用車の質実剛健な雰囲気も、現在非常に「カッコいいもの」とされている。
お仕事用を普段に使う、その飾らない感じがオシャレさんなのだ。カバーなしのテッチンホイールがカッコいいと感じるようなもの。もちろんプロボックスもテッチンです! カッコイイ!
また、ボディカラーは意外にもかつては6色選べた(現在は2色のみ)。カッコイイイ!
そしてプロボックスは速い! なぜなら軽いから! ハイブリッドGXの車両重量は1160kg。ちょっと古い1.5LのTHSなので、カタログ燃費は22.6km/Lとイマイチだけど、ガンガン飛ばしてもリッター16kmは絶対走ってくれるはず。速いクルマはカッコイイ!!
ってことで「安くて実用性満点でカッコいい」プロボックスほど、お買い得なクルマはありません!! ざまぁ見ろ、アルファード!
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