軽の本格クロスカントリーモデルとして、2018年7月のフルモデルチェンジ以降、安定的な人気を保っているスズキ「ジムニー」。人気車であるだけに、コロナ禍による混乱以前から新車の納期が長かったジムニーだが、2023年の6月には、インド市場でファン待望の5ドアモデルが登場したことから「5ドア車を待つべきか、それとも3ドア車を買ってしまおうか」と頭を悩ませている人も多いだろう。ジムニーにいますぐ乗りたい人に向け、現時点のジムニーの「ベストバイ」について考えてみよう。
文:立花義人、エムスリープロダクション
写真:SUZUKI
5ドアモデルのデビューは来春か!??
ジムニーの納期については、発売開始から2年後の2020年でも約1年以上といわれていたが、最近は少し早くなっているようだ。それでも9ヶ月~1年ほどはかかっているようで、ジムニーシエラとなると、ジムニーよりも生産台数が少ないこともあり、1年~1年半ほどかかるようだ。
納期が1年となると、カーライフの計画にも影響が出てくる。そこで検討したくなるのが中古車だが、気になるのは2023年6月にインド市場で発売されたジムニーの5ドアモデル。厳密にいえば1.5Lガソリンエンジンなのでジムニーシエラの5ドアモデルであるが、このサイズで本格的なクロカン性能、しかも5ドアとなると気になってしょうがないというユーザーも多いだろう。
日本でも型式認定や特許庁への意匠登録も行われているというから、日本導入に向けた準備も着々と進んでいるようす。筆者は、2023年10月の「ジャパンモビリティショー」に出展され、来年春あたりにデビューするのではないか、とみているが、いつ発売されるのかは公式発表を待たなければならない。
5ドアのデビューを待つのが得策なのか、いつになるかわからない5ドアを待たずにいますぐ3ドアの納車待ちをするかは、非常に悩ましいところだが、5ドアが出るまでは(すぐに手に入る)3ドアの中古車に乗っておくというのもひとつの手だ。
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