世界中で走っているクルマだが、実は国産メーカーが発売しているモデルであっても、仕向け地(北米、中国、欧州といった輸出される地域)によって細かい部分が現地の事情に合わせた仕様になっていたり、海外専用車ではその販売地域の使用環境に合わせた、ならではの仕様になっていたりする。
輸出する際は、仕向け地の法規に則った仕様になっているわけだが、今回はそんな法規とは異なる、使用環境や人種による違いも考慮してクルマは設計されているという話題をお届けしたい。
ちなみに、フランスやイタリアで販売されるクルマが黒い未塗装の樹脂バンパーを多く採用しているのは、前後のクルマをバンパーでぐいぐい押してねじ込む縦列駐車をしても、バンパーの傷が目立ちにくいからだ、という話は有名なところだろう。
文:ベストカー編集部/写真:Adobe Stock、DAIHATSU
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