世界中で走っているクルマだが、実は国産メーカーが発売しているモデルであっても、仕向け地(北米、中国、欧州といった輸出される地域)によって細かい部分が現地の事情に合わせた仕様になっていたり、海外専用車ではその販売地域の使用環境に合わせた、ならではの仕様になっていたりする。
輸出する際は、仕向け地の法規に則った仕様になっているわけだが、今回はそんな法規とは異なる、使用環境や人種による違いも考慮してクルマは設計されているという話題をお届けしたい。
ちなみに、フランスやイタリアで販売されるクルマが黒い未塗装の樹脂バンパーを多く採用しているのは、前後のクルマをバンパーでぐいぐい押してねじ込む縦列駐車をしても、バンパーの傷が目立ちにくいからだ、という話は有名なところだろう。
文:ベストカー編集部/写真:Adobe Stock、DAIHATSU
コメント
コメントの使い方インドと言えばスズキがいちはやく進出し、シェア40~60%を毎年占めているような市場ですね。セレリオやディザイア、シアズ、XL7,XL6、エルティガなど、彼の地専用の車も多いです。軽さや造りの真面目さとコスパの良さが評価された結果ではないでしょうか。あちらで得た走りの良さはスイフトやソリオなど国内にも引き継がれ魅力になっていますし。
おもてなしの国である我が国日本の自動車業界は、これほどまでに海外各地それぞれの事情を踏まえて生産されていたのですね。逆に海外の人達は日本向けにクルマを作るとき、どれだけ日本人のことを考えて作ってくれているんだろうか?多分ほとんど何も考えていないのではないかな?ステアリングの位置以外は。
日本で数がでなくても別にいいと思ってるんだろ
他が大きいから