■今日までに続くVWゴルフとポロの関係性とは
登場当初は、フォルクスワーゲンのエントリーモデルとして登場したゴルフだが、1975年には早くも弟分が登場。
それがポロだ。ゴルフと似通ったデザインながらより小さなボディサイズとなっていた。ポロもゴルフほどのスマッシュヒットとは行かなかったが、高い評価を受けて今日までその歴史が続いている。
今日ではゴルフは8代目、ポロは6代目となっている。どちらもボディサイズが大きくなってきているが、現行モデルの両車を比べると全長で210mm、全幅で40mmポロの方が小さいという関係性は変わっていない。
どちらも大きくなったという声は上がっているが、ライバルたちも大きくなっているのは事実だ。
それでも売れているのだから、各種性能などを考えると時代がこのボディサイズを求めているとも言えるだろう。
また、ゴルフの場合は現行モデルと先代モデルを比べると全長がわずか30mm伸びた程度で、実用上でのボディサイズの変化はないと言えるだろう。
ただ、ポロは先代モデルが5ナンバーで、全長が4m以下であったことを考えると「大きくなったなぁ」感が否めなくはない。
先代モデルから比べると全長で90mm、全幅で65mm大きくなった。ポロはゴルフの弟分であるため、Bセグメントに位置づけられることが多いが、このクラスのモデルとしてはやや大きめだ。
もう少し小さければ…とは個人的には思ってしまう。そうすればゴルフとのキャラクターの明確化もできるのではないだろうか。
ハッチバックの基準であり続けてきたゴルフは新しいメカニズムやテクノロジーなどを導入してきた背景もある。それは基準としてトレンドを作り続けてきた者の宿命とも言えるだろう。
今後ゴルフがどう進化していくかは、ハッチバック、ひいては自動車の将来の姿を占うことになるかもしれない。
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