走ってよし、乗ってよし、売ってよし!! 「ハリアーがSUV最強」である理由と事情

手放すときも嬉しいハリアー

 ただ、ハリアーの魅力はそれだけではない。ハリアーは残価率(新車時の価格に対する残価の割合)が高く、新車登録から3年後の値落ち率がかなり低い。中古車買い取り専門店の担当者へ取材したところ、新車で買って損をしにくい国産SUVのトップ3には入るそうだ(ちなみに1位はジムニーシエラ、2位はランクル300)。ベストカーの情報によると、2.0Lガソリン車(4WD)のパールホワイトが、3年後85.5%、5年後69.4%という驚異の残価率。一般的な中古車の残価率をおよそ20%近く上回る高水準となっている。

 そんなハリアーのなかでも、査定が高くなる傾向にあるグレードは、2.0Lガソリン車2WDの「G」グレード(税込352万円)とのこと(前出の中古車買い取り業者)。この「G」グレードは、欲しい装備が充実した中間グレードであることから、業者向けオークションで海外向け輸出のバイヤーが高値で落札していくそう。流通量もこのGグレードがもっとも多いとのことで、買い取り店側としては、安定して良質の個体を仕入れやすいため、中古車市場で人気がある、というのも理由だそうだ。

 ほかにも、ガソリン2WD「Z」や、ガソリン2WD「Zレザーパッケージ」もおすすめとのこと。3年落ち、もしくは5年落ちになるタイミングの前に下取りに出すのがいいそうだ。

下取りを最優先に考えた場合、お薦めのグレードは2.0Lガソリン車の2WDの「G」、もしくは「Z」だそう
下取りを最優先に考えた場合、お薦めのグレードは2.0Lガソリン車の2WDの「G」、もしくは「Z」だそう

納期も6~8か月程度に落ち着いてきた

 一時期は、1年半ともされていた納期だが、現在は、6~8か月程度に落ち着きつつあるそう。とあるトヨタディーラーによる情報によると、12月22日時点のハリアーの納期は、「Z」グレードと「Z Leather Package」グレードの2.0Lガソリン車が2024年5月上旬以降で同ハイブリッド車は6月上中旬以降、「G」グレードのガソリン車は2024年7月中旬以降で同ハイブリッド車は2024年9月上旬以降とのこと。ハリアーを狙っているならば、今がチャンス。早めに手に入れてお得にカーライフを楽しもう!!

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