ただなかには、レッドや紺色のほうが高相場になるケースも
ただ、どんなクルマでも白や黒が高相場となる、とは限らないそう。たとえば、トヨタ「プレミオ」は、パールホワイトの相場に対して、ダークレッドマイカメタリック(レッド)やブラキッシュアゲハガラスフレーク(紺色)、ダークシェリーマイカメタリック(茶色)のほうが、相場は30~40万円も高くなっている、とのこと。トヨタ「カローラクロス」も、ダークレッドマイカメタリック(レッド)やセメントグレーメタリック(グレー)、アバンギャルドブロンズメタリック(茶色)の相場が、パールホワイトと比べて30万円は高くなっているそうで、どちらも瞬間的な相場上昇ではなく、長らく続いている傾向とのこと。
この2モデルが多く輸出されていくバングラデシュでは、メタリックレッドやメタリックブルーといった濃い目のキラキラした色味が好まれることが関係しているようです。ただ、オークションへの出品タイミングや走行距離の違い、装備品の有無によっては、相場が逆転することもありますので、「同じ走行距離、同じ装備品で相場を比べたら」という前提のもとになりたつ法則、とのことです。
白や黒を買っておけば無難 ただ好きな色に乗ったほうがいい!!
ただ、プレミオやカローラクロスのような事例はまれであり、こうしたケースの相場が上下する理屈を予測するのは、専門業者であってもかなり難しいとのこと。そのため、前述の担当者は、こだわりがないのであれば、白か黒のボディカラーで購入することをお薦めします、とのことでした。
かくいう筆者は、イエローのフランス車や、ブルーのドイツ車、レッドの国産車など、白や黒以外のクルマばかりに乗っています。白や黒を選んだからといって、確実に高査定が狙えるとは限りませんし、好きなボディカラーのクルマを手に入れることで充足感が得られることもあります。あまり査定を気にすることなく、好きな色のクルマを買うのがよいのではないかな、と思います。
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コメント
コメントの使い方日本だけでなく欧州でも今大人気の黒ですが、中古車で純黒と青・緑系の濃色は、極端に傷が目立ちます。中古サイトの写真と実物が、ガレージ盆栽な極一部の例外除き全く違います。
ですから黒系を美しく乗りたいなら、新車一択です。
傷気にしないとかオールペン前提なら中古もいいですが、ほんの僅かに灰や赤が混じる超濃いグレー系を選ぶだけでも大幅に傷目立たなくなりますよ